北海道保健福祉部、「北海道介護給付適正化事業推進要綱」を策定
3月19日、北海道保健福祉部は、「北海道介護給付適正化事業推進要綱」を策定した。
この要綱は、厚生労働省の「介護給付適正化計画」に関する指針と、2007年6月に開催された介護給付適正化担当者会議において示された、『介護給付適正化計画について』を基に、「都道府県と保険者が一体となって、介護給付適正化の戦略的な取組を促進するため、平成19年度中に各都道府県において、各市町村の意見及び実情を踏まえつつ、都道府県としての考え方や目標等を定めた『介護給付適正化計画』を策定し、平成20年度から適正化事業の全国的な展開を目指す」ことを基本に策定された。
北海道としては、この要綱において、取り組み内容と目標を定めた上で、各保険者に対する支援策としては、①保険者に対する情報提供、②認定調査等研修事業の実施等、③国保連介護給付適正化システムの活用を行う。更には小規模保険者に対して助言などの配慮を行うとしている。
自治労道本部としては、適正化事業の実施が、結果として現場に過度な負担とならないことや、小規模保険者に対する支援を要請した。