18日から、地本別の春闘討論集会がスタートした。上川地本は、18、19日の両日、旭川市内で24単組約120人が参加して、学習や熱心な議論が交わされた。
1日目は、道本部、地本の方針論議を中心に議論した。全道庁上川や旭川市職、音威子府村職、愛別町職、士別市職、下川町職から、それぞれ、独自カットに対するたたかいの報告や春闘方針への補強意見があった。
地本の佐藤書記長は春闘期では「人事院勧告は最低、参考」という回答を引き出し、確定闘争につなげていくことが重要との見解を述べた。
2日目は、地本の衛生医療評議会役員を講師にした病院財政の現状についての学習会が企画された。パワーポイントを持ち込んでの解説で、参加者からは「財政健全化法で厳しい運営が迫られている病院職場の現場の実態がよく理解できた」との感想が聞かれた(写真)
集会には、北口道議会議員(士別市職労出身)、佐々木隆博衆議院議員も駆けつけ、それぞれ活動報告をした。
なお、地本別春闘討論集会は、石狩・後志、釧根、宗谷、日高で開催、また青年部も定山渓で開催した。
【下の写真】19日は、新冠町で日高地方本部の春闘討論集会が開かれ、約30人が参加し集会の前段には杉谷副委員長が「自治体財政健全化法に係わる情勢」について講演した。
他の地方本部においても健全化法の学習会が行われている。
春闘討論集会は、来週、胆振、十勝、網走でも相次いで予定されている。