19日、地公三者共闘(全道庁労連・北教組・自治労道本部)は「独自削減継続」「勤務実績の給与への反映」等について副知事交渉を実施した。
『約束を守ること』など道当局の基本姿勢を質す3項目を記した要求書への回答では、誠意ある姿勢が全く示されなかった事を厳しく指摘し、道の責任と明確な回答を求めた。
副知事は、150人を超える交渉団を前に、「約束は極めて重い」「職員に責任はない」としながらも「来年以降も多額の収支不足が見込まれ、赤字再建団体転落が現実となりかねない。あらゆる経費を見直しても、なお不足する財源を皆様に協力願わざるを得ないと判断した。」と不当な姿勢に終始した。
地公三者は、責任を明確にせず、財政再建の見通しも見えない中、拙速に削減の継続を決めようとする姿勢は断じて認められない。道財政再建に向け道民を巻き込んだオープンな議論を行うよう強く指摘した。
勤務実績の給与への反映問題、住居手当、通勤手当、旅費制度改悪等についても不明確な回答を繰り返したため、再検討を強く求めた。