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女性労働学校報告=経済学、ものの見方、労働法を学習

2008自治労女性部労働学校(前期)が11月1~3日に、東京の自治労会館などで行われ北海道から石狩市職労・川村祐子さんと、むかわ町職の阿部くみこさん、道本部・越智女性部長が参加した。

内容は以下の通り
1日目
第1講座「経済学入門~仕事と賃金について~」
『月間労働組合』 前編集長 松本重延さん
人と仕事の関係の変遷から「労働」を人間生活の基礎と捉え、経済社会を「労働」を中心に考える視点について。
また、現在は「労働力の再生産」に十分な対価が労働者に分配されていないことが少子化に拍車をかけているという指摘があった。
参加者の感想「労働者とその家族がもっと声を上げるべきと思った。」

第2講座「ものの見方~権利と人権について~」講師は同上
労働者にとって権利は与えられるものではないという見方、考え方が必要。現在のマスメディアに流されないためには、単一的ではなく、多角的にものを見ることが必要。
参加者の感想「子どもの時からの教育が必要。権利はわがままではないのだとわかった」

2日目
第3講座「労働法の規制緩和:働き方を考えよう」
中央大学法科大学院教授  山田省三
近年の臨時・パート、派遣の拡大など雇用形態の多様化、労働分野の規制緩和の状況を通じて、男女雇用機会均等法・パートタイム労働法・雇用対策法・労働基準法などの労働を取り巻く法改正の現状を学んだ。
労働力は商品ではないという大前提のもと、労働法については効率性を追求する手段は構成でなければならない。
参加者の感想「山田先生の『24時間コンビニは必要?』といった生活のあり方見直しが必要。資本主義的効率を望んでいるのは自分自身かも。と感じた」

その後、分散会に分かれて職場の意見交換。
分散会単位で教宣づくりを行い、3日目は、第44回護憲大会・分科会に参加した。

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2007年11月08日 13:29に投稿されたエントリーのページです。

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