夕張から炭鉱がなくなって、わずか15年ほど。国策の転換は、地域に大きな犠牲を強いてきた。
その波に立ち向かった夕張の努力を「放漫経営」の一言で否定。さらに大きな負担を押しつけようとする国。
夕張市役所では、12月から希望退職の募集が始まっている。
「再建に協力して退職するか。」「仕事や生活が苦しくても残って再建を進めるか。」全ての職員に突きつけられた選択…
「これは二度目の閉山だ。」と組合員。
夕張の現実を知るごとに、国が全ての自治体向けた刃なのだと気付かされる。
夕張の仲間を「出口のないトンネル」に向かわせてはいけない。負けられないたたかいだ。