【政治政策局】 6月21日
「市町村合併推進構想(案)」で道に申し入れ
道本部は、「北海道市町村合併推進構想(案)」に対する道への申し入れを、6月21日に道庁赤レンガ庁舎で行った。
申し入れには道本部から友利・小原両副委員長はじめ7人、道側からは地域主権局長らが対応した。
道側は「①今回の構想は道の考え方としてまとめたものであり、組合せは客観的なもの。②広域行政に対する支援は道も行っており、これからも支援していく。③組合せは全市町村を対象にしたが、合併地域は考慮した」と述べた。
道本部からは「本来、合併後の検証が重要にもかかわらず、新たな組合せを提示することは、市町村の意向を無視している。」と追及。
「合併は財政問題が優先となるが、合併しても財政が好転するとは限らない。組合せに入ることを拒否した自治体を入れることは、やはり自治体の意向を無視している」と反論した。
道側は、「合併の検証をしながら、新たな議論のスタートとすべき。財政問題で合併困難な地域については、新たな組合せも考えて欲しい。あくまでも市町村の判断は尊重する」と答えた。
最後に道本部からは「全支庁に合併支援グループを設置するが支庁間の競争とならないよう十分配慮すること。」を強く要請、申し入れ事項には、道議会閉会後に文書で回答することを確認した。