見出しの表示は下記の通りグループごとに☆、☆2、☆3、☆4、☆5、☆6、☆7、☆8(☆8は第8グループのこと)としています。
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6月4日(最終日)
報告者 第8グループ教宣部長 森(佐呂間町職労)
「グリーンピア三陸みやこ」には、先日までの山田町支援の2人が加わり、避難者からは「女の人が来てくれた!!」と大盛況です。男性支援者には言えないことも多いようです。
でも、残念ですが今日だけなのです。今晩、私たちは引き上げることになります。
明日からは大阪の仲間が活動開始するとのこと。ここの人たちとのコミュニケーションを第一に活動に励んでいただきたいと思います。
ここに来た当初は「何ができるのか」と自問自答を繰り返したこともありましたが、非日常的な生活を強いられている避難者が求めていること。それは避難所での「いつも通りの環境」。それを維持することが私たちの大切な任務なのではないのでしょうか。
避難所で暮らしている人びとは、目新しいことは求めてはいませんし、これまでの支援団以上のことも、それ以下のことも求めてはいません。ここに生活している「安心感」を求めています。そこに自治労復興支援団がいるのです。
第6Gからはじまった子どもたちとのサッカーもその一つです。ここ毎日のように繰り広げられた「岩手っこVS北海道の元青年」。
本日も大人げない対決がありましたが、思いっきり遊んでいる姿は、この被災状況の下では微笑ましい姿です。
避難所での支援物資は、生活面、食事面でも一定程度の量が集まっています。この先長期化するであろう避難生活を乗り切れるだけの物が揃っています。
第8グループの仲間は、ここで学んだことを地元単組に持ち帰り、多くの仲間に語り継ぎ、自治労北海道の総力を挙げて被災地を支援していくことを宣言いたします。