見出しの表示は下記の通りグループごとに☆、☆2、☆3、☆4、☆5、☆6、☆7、☆8、☆9(☆9は第9グループのこと)としています。
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出発第1日目 6月4日(土)
報告者 第9グループ 全道庁労連 河端孝司
6月4日~13日の日程で支援に入る第9グループは、渡部(道本部)、山田(京極町職労)、登山(登別市職労)、佐々木(登別市職労)、河端(全道庁労連)の合計6人。
今日、朝7:45千歳空港を出発、→:45岩手・花巻空港へ。
そこからバスでJR盛岡駅に9:50到着。
岩手県本部が用意してくれたベースキャンプ(BC)である宮古市行きバスの出発時間は15:00・・・
待ち時間中、一同、盛岡市内を散策も・・・長い待ち時間にくたびれ気味。
やっと時間になり、バスに乗り込むが、BCまでの道程も2時間半と長い。
ここまで震災の状況は全くみえず。道中の山間部では稲植えを終えたきれいな水田があり、支援活動に来たというのに、どうもイメージが湧かない。
そろそろ到着時刻に近づき、宮古市内へと海岸線を下っていくとこれまでののどかな光景は一変した。瓦礫となった車が集められ、家並みはメチャクチャ。時間も経過し片付けられたのであろうが、テレビで見た悲惨な光景に息を呑む。津波の恐ろしさを実感。
バスに乗っていても海は見えないほど高い防波堤があるにもかかわらず・・・。ただ、何とか復旧した商店街の一部は営業を開始していた。
BCである宮古市・ホテル沢田屋に17:30到着。各県からのボランティアも集まり、全体グループ会議が開かれた。
任務は宮古市内6ヵ所と隣の山田町1ヵ所の避難所支援、私たちが受け持つことになったのは、山田町の義援金受付事務補助(6日のみ支援所業務)=3人と仮設住宅の入居手続事務補助=3人。
第8グループの北海道班と引き継ぎ会議をした。山田町は火災もあり、宮古市よりもひどい状況らしい。
当初は被災者への直接的な支援を想定していたが、現地は復旧から復興へむかっている過程。復興には行政の力がより重要だ。行政職員の仲間をバックアップできる任務は自治労の真骨頂だろう。
明日から任務開始。頑張ろう。第8グループの皆さんお疲れさまでした。