報告者 第11グループ 渡部
6月23日朝、岩手県沖を震源とする地震が発生、防災無線から津波に注意するよう繰り返し放送され、宮古市内は消防車のサイレンが鳴り響き、東日本大震災のあの日の記憶が思い起こされた。
児童生徒は自宅待機、避難指示や勧告が出された町もあった。
個室で地震の揺れを感じ、「Ahせたなぁ~」とKさん、山田町へいつもの海岸沿いの国道45号線を迂回し、内陸の県道を通勤バスは進んでいった。幸い一時間ほどで注意報は解除され、一安心第5日目の活動がはじまった。
☆チーム掛矢隊は、仮設住宅の物資搬入、入居希望者対応。
仮設住宅の入居対応、支援の物資を各戸へ搬入。
ここで事件が。トラックから隊員が転落、大事をとって役場近くの病院に受診、診察を終え帰ってきた隊員の腕には、三角巾が巻かれていた。復興支援の業務をこなし、時には町内の被災状況を精力的に調査した。第11グループのムードメーカー、骨折により支援活動を止むなく離脱することに、その意思をしっかりと受け止めた。
その晩は、宮古市長からの夜の復興支援要請に基づき、夜の街に支援活動を展開し、せたな町職の仲間との別れを惜しんだ。