現地からの報告がこない…と、アップする側としてはさびしい気持ちになっていましたが、(たぶん読者の方も待っていたはず…と思いたい)なんと今回は、檜山地本通信で紹介された、せたな町職の河原さんが登場です!
暑い中の作業、読ませる超大作が届きました(^_^)v
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第1日目 6月21日(火)第11グループ報告=せたな町職 河原 泰平
山田の支援も3日目となりました。役場に配属されている6人のうちの半分の、仮設住宅に関するこまごまとしたこと!について、建設課の新たな指定管理を受けた(つもりの)当隊の一日を追ってみましょう。
☆仮設住宅への連絡物配布
まず、仮設住宅の雰囲気をつかんで来い!と、配布物を渡されて役場を出発。
目印なんて流されてないから地図なんていらないよ、と冗談なんだか本気だかわからない激励を受けて出発。確かに道路標識等一般的な目印はないけれど、チームの名に恥じないガテン系の嗅覚をもって任務を遂行、無事役場に帰着。そりゃそうだ、中心部は見通しが良くなっちゃって、どこからも役場が見えるのですから・・・現実なのに現実的でない光景にジャブひとつ・・・
☆仮設住宅の駐車場札打ち込み
今の世は車社会。仮設住宅を建てると必然的に必要なものは、駐車場。
枠までは県で施工してくれるのですが、なぜか番号が打たれていない!!そこで我々の出番です。
ラミネートして札をつくり、区画ごとにひたすら掛矢で打ち込み。そう、我がチーム名の由来であり、主要請負業。富良野のY監督の叱咤の下、霧が似合う釧路のH技師は猛暑? にひーひー言いながらもきちんと完工していくのでした。
☆新人隊員の乱入
仮設住宅がどんどん完工されていくにつれ、建設課の仕事は忙しくなり、我々の受注も激増?
そこで、1階に潜入している義援金チームから優秀な人材の引抜きを敢行することとしました。現れた浜中のW氏、早速張り切って掛矢を振り下ろすも、とんでもないことが。大事な大事な標識が、ほれこのとおり。さすがライバル義援金チーム、我々を欺いてとんでもない人材をよこしてくれたもんだ(~_~)
☆当選の使者
私たちは決して汗臭いだけの男たちではありません。仮設住宅の抽選日の午後は、幸福の使者。当選された方に1軒1軒お電話をさせていただいております。ここではW氏も名誉挽回といわんばかりに、電話を掛けまくっています。
その電話の中には、待ちに待った独立した生活に、感極まって涙汲んでいるようすが受話器から漏れ聞こえてくることも。私たちが何かしたわけではありませんが、うれしいお知らせをお伝えできたことに、こちらもなんだか胸が熱くなりました。
☆明日へのエネルギー摂取
お隣の町民ホールが避難所なもんですから、毎日いろんな炊き出しの方がいらっしゃってます。黒い前掛けエプロンのかわいいギャルソンから、お世話になってます!なんて声をかけてもらうと、一体何を提供してくれたんだろうと、気になったりして。
今日は役場にも「お三時」にエチオピア支援関係のNPOから、エチオピアコーヒーを。濃いのに、マイルドな深い味わい。うまかった~
帰り際、山口のお兄さんから、豚骨ラーメンを手渡される。「これ全部はけないと俺たち帰れねえ~!」とのことから、遠慮しつつも戴きま~す!!うめえー、本格濃厚豚骨の味わいに、夕飯のことも忘れてついつい義援金チームも含め、仲良く隊員全員増量セール中です。