6月8日(水)
報告者 第9グループ 全道庁労連 河端孝司
7:25、今日も第9グループ北海道班6人はいつもどおり?宮古市からバスに揺られ、山田町役場に出勤。いつもどおり健康福祉課と建設課それぞれ3人ずつ分かれて任務につく。
昨日(7日)、建設課に行っている3人のうち、山田、河端は、仮設住宅の入居者に衣類を配布するための調査表を渡す業務を実施。調査表の内容は、家族構成や性別、年齢、服の大きさなどを聞くもの。簡単なレクチャーを受けたのち、我々が提案して、調査表の集約方法を決め、説明文などを作成した。役場は来訪者で忙しい。
文書類を封筒に詰めて役場の車を運転し計4カ所の仮設住宅群(計280戸)へむかう。われわれの判断で各戸訪問を実施。高齢者が多く、障害を持つ方もいた。文書を渡しただけでは理解できない方もいて、各戸訪問は正解だった。
訪問によって仮設住宅の不具合や支給物資(家電など)の故障・不備に対する要望も多数出された。
北海道から来ていることがわかると、感謝されると同時に逆に励まされることも多数。家の中に招かれたケースも数件。こんなに感謝される各戸訪問は初めて…
役場へもどると、建設課は依然、業務でパニック気味。今日の行動内容や対応すべき事項を報告書にまとめ、少しレクチャー。18時少し過ぎに任務は終了した。
今日は特筆すべきことがないので、ここまでの共同生活?でわかってきた6人の素性を少し紹介する。
渡部(道本部):リーダー! 早起き。歳のせいか長い時間寝ていられない…
山田(京極町職):役に立つ“山田”。係長(ホントに)。好奇心旺盛でバイタリティー溢れる。ぶらりひとり旅が好きで時々いなくなる。でも、日曜日の昼は「仁鶴がまあるく収める“生活笑百科”」を観てるけど…
登山(登別市職):ズバリ“気配りの人”。協調性に優れ、決して自ら前に出ないが、周りをまとめる能力がある。上からも下からも好かれるタイプ。後輩ササキの面倒見が良く、山田町ではカップ麺の湯の確保に奔走。山田町に来たAKB大島優子のきわどい生写真をもう1枚隠し持っているとのウワサが・・・?
佐々木(登別市職):一見おっとりとした感じだが…実は…何か企んでいる? 先輩Nを影で操る実力者。お湯、洗濯物の次の狙いは? Nは気づいているのか?? とにかくよく食べる。日焼け止めクリームに意味はあるのか???
後藤(北学労):こちらは一見まじめだが…肝が据わっているというか、神経太い。学校事務。1人で教頭を操る? みんなが起きても定刻まで絶対起きない。スポーツ全般、やたらと詳しい。教師を妻にした。妄想を現実にした…?
河端(全道庁労連):口八丁手八丁。8日の運勢悪く固く口を閉ざした。何か企むササキから「この人の話しは信用しないほうが良い」と言われる。洗濯物は長靴の中に。上からファブリーズをかけ消臭に余念がない。
特段“一致団結”しているわけでもないが、バラバラでもない。真面目でもなく不真面目でもない。大酒飲みもいないので、任務が終われば部屋のテレビでスポーツ観戦し、11時ぐらいにはみんな就寝。
なんだかわからないが、ギスギスせず肩肘張らず、フツーに奇妙で案外居心地良い共同生活を営んでいる。これならまだまだ居れるかも×××
もう寝よう。今日もBCである宮古・沢田屋ホテル周辺の信号は壊れたままだ。