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第6グループ= 黒坂秀勝(道本部)
5月16日(月)
本日の気温は22度。じっとしていても汗がにじむ。今日は、被害の大きかった田老地区での写真のクリーニング作業。
ボランティアスタッフの案内で浦幌町職・菅原さん、帯広市労連・奥山さん、標茶町職労・若松さん、黒坂の4人で写真のクリーニング作業にむかう。
自衛隊の捜索の際に発見されたアルバム類を公民館ホール内に運び込みができるよう歯ブラシ、筆などを使って砂などを取っていく。
結婚式披露宴のスナップや手紙、幼稚園の作品集、更新したての船舶免許証など思い出と生活の詰まった品物と「止まった時間」に、果たしてこの持ち主は迫りくる津波から逃げ遂せたのかと心がざわめく。
休憩の合間に地区出身のボランティアスタッフから、津波の爪あとを説明される。かける言葉が見つからない。
戻って昼食の準備。今日は牛肉ときのこ、長ネギのパスタ、コンソメスープ。びわの缶詰。学校が再開したため、朝食・夕食は400人を超える人数だが、昼は200人近くまで減る状況。
ここでも帯広市労連の奥山さんが配膳の手伝いに入る。仮設住宅はできて15日から入居が始まったものの炊飯設備が整わないため、引き続き17日もグリーンピアで食事提供することに。
(班当番のお母さん方にエプロンの着付け?を手伝ってもらう奥山さん)
宮古市役所他で義援金受付、仮設住宅入居申し込みの意思再確認の電話連絡などの市職員の事務補助に従事する秋田県本部。
スタッフがBCに戻ってからの他県交流で、電話連絡した際に住民が怒鳴り散らしたい気持ちが、他県からの支援で来たことを伝えると、ちょっとトーンダウンしたとのことを聞かされる。行き場のない住民の怒り・不満はいかばかりだろうか。
(第6グループの紅2点深川市職労の恒本さん(左端)と浦幌町職菅原さん(左から2人目)と秋田県本部の皆さんと出発前の1枚)。
アリーナ内に、「応援いただいた人へ『ありがとう』を返そう」という避難者の方が設置したメッセージボックス。
その記載例に『自治労』の文字を見てわれわれみんなの想いが伝わっているのかなとちょっと「うるうる」きてしまった。
(応援募集メッセージ箱のメモ。励みになります。)