5月14日 第5グループ最終日 1・2班 相内 利幸(道本部)
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大阪から15時間かけてアフリカ太鼓の演奏にきてくださいました。みなさんノリノリで拍手をして、一緒に踊っていました。
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最終日を迎えて新たな業務が発生しました。
いつも通りトイレ掃除を済ませた後の指令は、「お楽しみ袋」作り。
明日から仮設住宅への入居が始まるため、レトルトカレーやカップ麺などの物資を少しずつ袋詰めにして持たせようということではじめたものの、400を超える数の袋詰めは予想以上に体力を消耗し、さらに昼食の準備の時間も迫ってきて大苦戦しました。
詳細は省きますが、「東」さんの素晴らしいアイディアのおかげで何とか昼食の前に作業を終えることができました。
午後はゴミ捨て場の移動作業で、体力のみを頼りに大量のゴミを運ぶという作業を2時間程行い、終了後は若い人も含めてしばらく立てない状態に陥り、肉体的に最も辛い日だったと思います。
そうこうしているうちに夕食の後片付けも終わり、ついに避難所の皆さんにお別れを告げる時が来ました。最後のあいさつをさせていただいた時の避難所の皆さんが送ってくれた温かい拍手で、日中の疲れは吹き飛んでしまいました。
励まさなければならない立場の我々が、逆に励まされたような気がして恥ずかしいような嬉しいような不思議な気持ちになりました。
自分は、また必ずここ(岩手県宮古市田老地区)に来ようと心に誓いましたが、他のメンバーもたぶん同じ気持ちではないでしょうか。
本当に名残惜しいのですが、この気持ちを第6グループに託して北海道に帰ります。