第5グループ:3班 三上晃典(名寄市職労)
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5月13日14:10
鍬ヶ崎(くわがさき)は宮古湾に面した地域で、津波による被害が物凄かったと
ころです。
宮古第二中学校の民間ボランティアリーダー・鳥居さんの地元です。
鳥居さんから「鍬ヶ崎をぜひ見てほしい」と、我々3班メンバーを案内してくださいました。
案内された鍬ヶ崎の状況は、民家の解体や瓦礫の撤去があまり進んでおらず、津波の被害の様子がありのままに残っている状態でした。
【鍬ヶ崎を案内する鳥居さん】
【鍬ヶ崎の状況1】
【鍬ヶ崎の状況2】
避難所となっている鍬ヶ崎小学校に行きました
(鍬ヶ崎小学校に通っている子どもたちは、卒業後は宮古二中に通います)
鳥居さんの話では、津波がきた時に先生が裏にある熊野神社に逃げるよう指示し児童たちは無事に逃れることができたようです。
【鍬ヶ崎小学校】
【鍬ヶ崎小学校のお風呂】
【熊野神社】
階段下にある「熊野神社」の石碑が倒れています
また、坂を上って高台に逃れようとしたら、反対方向からも津波が襲ってきて前後ともに逃げ場を失ってしまった状況もあったことを、鳥居さんから教えてもらいました。
【高台からみた鍬ヶ崎】
東京都港区から保健師・栄養士・衛生管理の方々が来ています。
住民のみなさんの健康状態や、避難所内の衛生状況、配膳の方法など、その道のプロとしてのアドバイスで避難所内の改善を重ねていきます。
東京都特別区は区単位で各地への支援体制をとっており、宮古市のほか、気仙沼市にも行っているそうです。
港区のチームは来週火曜までで、次は千代田区に引き継ぐとのことでした。
今日は、港区の方々と一緒にお昼ご飯をたべました。
サイドメニューの秋田名物「いぶりがっこ」(漬物の燻製)に港区職員の方々も舌鼓を打っていました。
【13日昼食@港区職員と】
ボランティアのフォードさんは今日で帰るとのことで、避難所のみなさんとお別れです
別れ際、宮古市民の方々に「また宮古で会いましょう」と、笑顔で話していました。
フォードさん、今までの宮古二中での活動ありがとうございました。
【Ford動画を見る港区職員】