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【☆5=支援活動報告】宮古市内…日々刻々と解体、撤去、再建が進んでいます

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第5グループ=3班:三上晃典(名寄市職労)


5月10日(火)22:20

夜勤明けの宮古市内を見て歩いてきました。
市内の至る所で震災の爪痕が残されています。(8日と9日のようすをお伝えします)


宮古市役所のすぐ近く。
津波で堤防を乗り越えて打ち上げられた漁船が残っておりました。津波の威力を思い知らされます。

【打ち上げられた漁船=8日】

その翌日、市役所付近を再び通ると、打ち上げられた漁船の撤去作業の真っ最中でした。
重機で漁船を解体し、残骸がトラックで運ばれていきます。

【漁船撤去中=9日】

また、重機で解体作業に取り掛かっている民家もありました。
日々刻々と解体、撤去、そして再建が進んでいます。

【重機で撤去中の民家】


宮古大橋を渡り、市役所から閉伊川を挟んで南側のエリアに行ってきました。南側のエリアは市役所付近とは違い、被害もあまり見受けられませんでした。
壊れた家や「解体OK」「解体可」のスプレーを見ることはありません。

再び宮古大橋を渡り、来た道を戻ろうとしたとき、鉄橋が半分無くなっている光景が目に入り驚きました。

【鉄橋を宮古大橋からみた光景】

JR山田線の釜石方面、宮古駅~磯鶏(そけい)駅の間にある閉伊川を渡る鉄橋です。
鉄橋付近に行ってみると、物凄い力で捻じ曲げられたレールと、その先には破壊された鉄橋の残骸が残されておりました

【鉄橋近くの写真】

市内の信号機は大半が復旧してきています。ベースキャンプ付近の交差点ではいまも信号機が止まったままのところがあります。
「止まれ」の標識が追加で取り付けられ、ゴムタイヤで重にして動かないようにされています。

【信号とまった交差点】

宮古市役所付近の歩道橋のある交差点は交通量がとても多いです。今、交差点の信号は復旧していますが。つい1週間ほど前までは信号が壊れたままで、警察官による手信号で交通整理がされていたそうです

【写真・宮古市役所付近の交差点】
左側の建物が市役所、奥に行くと宮古大橋


3時09分(たぶん15時09分?)で止まったままの時計がありました。3月11日に発生した地震と津波の影響で止まったままなのでしょう。
過去にヒロシマの旅で訪れた広島平和記念資料館に展示されていた「8時15分で止まったままの時計」を思い出しました。

【写真・止まったままの時計】


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2011年05月11日 00:23に投稿されたエントリーのページです。

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