見出しの表示は下記の通りグループごとに☆、☆2、☆3、☆4、☆5と変えています。
【☆支援活動報告】←第1グループ
【☆2=支援活動報告】←第2グループ
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【☆4=支援活動報告】←第4グループ
【☆5=支援活動報告】←第5グループ
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第5グループ=3班:三上晃典(名寄市職労)
5月9日08:55
第5グループ第3班は宮古第二中学校での支援活動です。
第3班の5人が昼番3人・夜番2人のシフトで任務にあたっています。
宮古市職員の方も朝から翌日の朝までの24時間体制の交代で勤務しています。
【写真・避難所の全景】
初日は昼番が成田さん(上ノ国町職)・近藤さん(北見市職労)・玉置さん(斜里町労連)
夜版が根本班長(道本部)・三上(名寄市職労)という体制でスタートします。
【3班の5人】
夜番が到着すると、19時から班長会議があります。
住民8班の各班長+宮古市職員+自治労(昼番&夜番)。この班長会議で、市からの連絡や懸案事項の確認をします
夜は21時に消灯し、22時に施錠となります
昨夜は消灯後に「子どもが歯痛で痛み止めがほしい」というお母さんが本部に来て
懐中電灯で子どもが飲んでも大丈夫な薬を探しお渡ししました
昨夜は居ませんでしたが、仕事などで施錠後に帰ってくる方のために鍵を開けるということもあるため、色々な対応があります。
避難所の朝は、朝6時のカーテン開けで一日がはじまります。
体育館の2階に上り、暗幕を開けていきます。
真っ暗だった体育館に気持ちの良い朝の陽射しが差し込んできます。
【カーテン明け】
6時20分からはラジオ体操が始まります。みんな元気よく身体を動かしています。
ラジオ体操が終わる頃に自衛隊から朝食が届きます。食事はすべて大きなビニール袋に入って運ばれます。
特に、みそ汁などの汁ものを袋から鍋に移す作業が難しく、こぼしてしまいかねないため、慎重に作業が必要です
9日朝のメニューは「ごはん・みそ汁(もやし&きのこ)・おでん」でした。
【朝ごはん】
食事が終わって一段落すると、体育館全体の換気をします。
カーテン開け同様、体育館2階に上がってクランクを回して窓を開けていきます。
体育館では石油ストーブを焚いているので、適度な換気が必要となります。
【換気クランク】
昼番が到着し、昨夜起きたことなどを引き継いで夜番と昼番が交代します。
今日の日中の任務、昼番のみなさんよろしくお願いします。
今日は月曜日で、学校に行く子どもたちや仕事に行く方々が多くなり、日中に避難所に居る方は土日よりも少なくなります。
8日から9日朝にかけて宮古第二中学校担当の宮古市職員・宇都宮さんの話では、津波の被害があってから1週間、ずっと市役所で寝泊まりしていたこと。
その間、テレビの電波も新聞も来ない状態で情報が遮断されていたこと、また、福島原発の事故を知ったのは震災発生から1週間後だったと話していました。
宮古市役所でも、「世間では大騒ぎだべなぁ」と思ってはいたけど、まさか福島原発で事故が起こっていたとは…と大変驚いたそうです。
8日の新聞・岩手日報の一面で平泉がユネスコ登録になるニュースが報道されていました。
岩手県民にとって、平泉の世界遺産登録は喜ばしい大ニュースだそうで新聞の見出しが緑色というのも初めて見る珍しいものだそうです。
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