見出しの表示は下記の通りグループごとに☆、☆2、☆3、☆4、☆5と変えています。
【☆支援活動報告】←第1グループ
【☆2=支援活動報告】←第2グループ
【☆3=支援活動報告】←第3グループ
【☆4=支援活動報告】←第4グループ
【☆5=支援活動報告】←第5グループ
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第5グループ=道本部・上島早苗
5月7日00:20
集合写真と桜の写真は、クリックすると大きく表示されます
第5グループはJRで青森入りした渡島・檜山組と青森空港で合流し、バスで約5時間かけて宮古市入りしました。
宮古市は、私たちが通ったルートはホテルに着く直前までほとんど被災のようすが見受けられませんでした。コンビニも飲食店も営業しており、着々と復興を進めてきているようです。
しかし、そうした「普通」の町並みが、突然津波の傷跡が生々しく残る町並みに変わりました。きっと津波の到達の境目なのだと思います。
ホテルに到着し、新たに任務に入る他県本部の人たちとともに今後の行動について説明を受けました。
最初に、宮古市職労が市役所庁舎から撮影した、津波がマチを襲うようすを記録したDVDが上映されました。あっという間に水かさを増し、堤防を越えマチを襲う津波と、通行人に向かって「逃げろー!」と絶叫する市職員。
このマチを襲った惨劇を映像で目の当たりにし、これから入る支援行動に身が引き締まる思いでした。
その後、宮古市職労の澤田書記長から被害状況の説明がありました。市役所は1階が浸水し、パソコン、書類すべてが流され、翌朝水が引くまで市役所内に取り残されたとのこと。田老地区では職員が診療所の患者を連れて高台まで避難したが、足元まで水が来ていたこと。
地震直後の2週間は瓦礫で車が通れず、職員がレール上を歩いて支援物資を避難所に運んでいたことなどが話され、そうした状況のなか自治労の支援が入ることについて深く感謝の言葉を述べられました。
<澤田書記長>
夜は任務を終えて戻ってきた第4グループとの引継ぎです。
妙にしんみりしているなーと思ったら、第4グループの支援報告を読んで納得。涙涙のお別れをしてきたあとだったのですね。
第4グループが作ってくれた信頼関係に感謝しながら、明日からの任務に入りたいと思います。
桜がきれいです