4月16日出発した「東日本大震災」自治労復興支援活動中の北海道本部第2グループ活動報告が届きました。
見出しの表示は下記の通りグループごとに☆、☆2と変えています。
【☆支援活動報告】←第1グループ
【☆2=支援活動報告】←第2グループ
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第2グループの報告
今回は、第2班山口小学校の報告です。
避難所の支援をはじめて、3日が過ぎました。
今日の宮古市は、寒気の影響で一日中雪と雨。寒さの堪える一日でしたが、避難所の中は、とてもにぎやかでした。
避難所には、毎日さまざまな団体の方が、ボランティアや物資の支援に訪れて下さいます。
昨日は、弁護士会の生活相談や化粧品メーカー。今日は、子どもむけ遊び会、メガネ屋さんのメガネ提供、フラワーアレンジの会、美容師さんによるカットのサービスなど盛りだくさんで、事務局を担う自治労の仲間は、対応に大わらわ…。でも、どのサービスも被災者の方には大好評でした。
行列ができためがね提供サービス
特にメガネ提供のサービスは、地震でひびが入ったメガネを使っていたり、津波でメガネを流された多くの方が列を成し、皆さんが1カ月も不便な想いをしていたことに、今さらながら思い至りました。
また、フラワーアレンジの会では男性の方々も参加して、作品を作る皆さんの顔に笑顔があふれました。
被災者のお一人が、作った作品を事務局にプレゼントしてくれるという一幕もあり、お心遣いに感動…!
皆さん、ご自身が大変な中でも事務局にねぎらいの一言をかけて下さり、東北の人たちの暖かさを感じて逆に励まされる日々です。
避難所で一番のイベントは、自衛隊の方が作ってくれた食事の配膳です。
その日いる人数を確認しながら、足りなくならないように…でも、せっかく作っていただいた食事を残さないように、総出でスピーディーに配膳を行います。
もたつく事務局に、ちゃきちゃきと作業を進める被災者(笑)
配膳と片付けをみんなで行うことで、避難所の連帯も高まっている気がします。
(筆:第2班山口小学校支援 全道庁労連空知総支部・松井梨絵)