4月16日出発した「東日本大震災」自治労復興支援活動中の北海道本部第2グループ活動報告が届きました。
見出しの表示は下記の通りグループごとに☆、☆2と変えています。
【☆支援活動報告】←第1グループ
【☆2=支援活動報告】←第2グループ
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第2グループの報告
支援活動2日目
宮古市内は抜けるような青空。
避難所になっている宮古小学校では、25日の授業再開にむけて今日は臨時登校日となり朝から子どもたちのにぎやかな声が響いてきました。
小学校には学童保育所も隣接しており、授業終了後にはたくさんの子どもたちが集まっています。
今日は、震災で日常の楽しみを制限されている子どもたちに楽しんでもらいたいと札幌市労から参加してくれている阿部さんが支援活動の合間をみてちょっとした工作教室を開いてくれました。あっという間に子どもたちの人気者です。
外ではサッカーに興じる子どもたちもいて微笑ましい限り。
避難所にいることを忘れさせてくれる春のひと時でした。
さて、避難所には毎日多くの方が訪れます。親戚や友人を尋ねてくる方、ボランティアの方、支援物資を求めてくる方などさまざま。時には避難所内でお互いの無事を確認して抱き合う姿に思わずもらい泣き・・・。
震災から1カ月が過ぎて避難所の皆さんは、表面上は落ち着きを取り戻しているように見えますが、体育館の時計が地震の時刻を指したまま止まっているのを見て「3月11日を思い出してしまうので早く直してほしい」という避難者の声に、皆さんの心の傷の深さを思うと本当に胸がつまります。一日も早く平穏な日々が戻るよう願わずにはいられません。
北海道の支援隊は、宮古小学校、山口小学校、愛宕小学校の3カ所の避難所運営を支援しています。それぞれ5人を配置し日勤3人は8:30から19:00、夜勤2人は19:00から翌朝の8:30までです。
避難所ごとに運営ルールが違うためそれぞれに苦労もあるようですが、第1グループが作ってくれた人間関係や信頼関係に大いに助けられている気がしています。
次回は、それぞれの避難所で奮闘している仲間の情報をお伝えしたいと思います。
(道本部・伊藤美恵子)