全道バレー速報

2013年08月04日

【全道バレー速報⑫】帯広市労連が2年ぶり15回目の優勝!

2日間に渡り熱戦が繰り広げられた第35回全道自治体職員等女子バレーボール選手権全道優勝大会決勝戦は、帯広市労連と旭川市職労が対戦した。

帯広市労連は2年ぶり15回目の優勝を果たし、今年9月28~30日に千葉県で開かれる全国大会への切符を手にした。準優勝は旭川市職労。初の優勝を狙ったが惜しくも届かなかった。

【決勝戦・試合結果】
第1セット  帯広市労連(21)-(16)旭川市職労
第2セット  帯広市労連(21)-(15)旭川市職労

【試合の詳細】

過去21回出場ながら決勝戦に初進出の旭川は、予選ブロックで3つ巴の激戦を勝ち上がり、ここまでフルセットに及んだ2試合を含む5試合すべてを接戦で勝ち残ってきた。戦った12セットのうち4セットがジュースにもつれこんでいることでも、その勝利への執念がうかがえる。
一方の帯広は押しも押されぬ優勝常連チーム。その磐石の攻めと防御は群を抜き、今大会準決勝まで3試合で1セットあたり平均失点が10点に過ぎない。平均してダブルスコアというレベルの高さを誇る。
この2チームによる全道の頂点をかけた決戦のときがやってきた。

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第1セット、連戦の疲れを感じさせない旭川は、尾形、舘下のスパイクで先制。しかし帯広も国枝のサーブ、時間差、スパイクで逆転すると、センターから板矢、ライトから鳴海とサインプレーがかみ合い、11対5と引き離す。旭川も尾形のスパイク、菅野、山田のサービスエースで13対12と1点差に迫る。中盤の攻防は17対16まで優劣がつかないが、帯広の堅い守りとセットプレーの前に旭川のレシーブミスが重なって、帯広が21対16で逃げ切った。

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第2セット、帯広は石原のスパイクで先制。しかし攻撃が続かず、サーブミスなどでシーソーゲームの展開。両チームとも激戦続きの疲れが出たか惜しいミスが目立ちはじめるが、渾身の力を振り絞ってボールを追い、中盤までラリーの連続となる。一瞬たりとも気が抜けない戦いだ。旭川のキャプテン立浪が気合の入ったサーブを決める。しかし11対11から均衡を破ったのは帯広。大久津の連続サービスエースと相手ミスも加わり16対12と引き離す。旭川は舘下の重いスパイクが帯広のブロックを突き破るなど、じわじわ追い詰めるが形勢を逆転するまでには力及ばない。最終盤で帯広が繰り出す時間差、Cクイックなど多彩な攻撃に屈した。

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帯広は激戦を制して前人未到の15回目の全道優勝を勝ち取った。しかし、その帯広に思うような試合運びを許さず、最後まで相手を苦しめた旭川にも優勝チームと同じ賞賛の拍手が寄せられ、熱戦は幕を閉じた。

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全国大会には、昨年の全道大会を制した札幌市職連チームと帯広市労連が出場する。

決勝トーナメント結果をダウンロード


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