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全道バレー速報

【全道バレー速報⑪】帯広市労連と旭川市職労が決勝進出！

全道バレー大会の決勝トーナメント準決勝二試合が行われ、激闘の末、帯広市労連が４年連続２０回目、旭川市職労ば初の決勝進出を決めた。

試合結果と詳細は下記のとおり。
※（　）内はセット数。

①帯広市労連ｖｓ苫小牧市職労（２－０）

強豪同士、しかも過去何度も決勝戦で帯広に惜敗している苫小牧にとって、絶対に負けられない戦いとなった準決勝１試合目。大方の予想通り、いや予想を上回る死闘が繰り広げられた。

第１セット序盤は、苫小牧が今まで勝ち上がってきた勢いと相手のミスも誘い出して６対２とリードを奪う。苫小牧の押せ押せムードに立ち向かう帯広は、キャプテン鳴海のスパイク、３枚ブロック、柚原のサービスエースなどで逆転。それもつかの間、苫小牧は岩田、中村のスパイクで再逆転。両チームとも左右に打ち分け、しっかり拾うバレーで息を飲む展開が続く。苫小牧が１９対１７とセット奪取に手をかけたが、帯広も簡単には譲らず国枝、板谷にきっちり打たせ、鳴海のダイレクトなどでジュースを制し、このセットをもぎ取った。

続く第２セット、帯広が５対２と３点リードで先行。苫小牧も食らい付いて大きく引き離されることなく、本田のサービス、中村のスパイクで１１対１１の同点に持ち込む。ここから帯広は国枝のスパイクなどで４点連取、相手のミスもからんで１８対１２と一気に引き離す。王手がかかった苫小牧は中村の重いスパイクで１５点まで詰め寄るが、落ち着いて拾う帯広にわずか及ばない。苫小牧は宿敵・帯広の壁をまたも崩せず、念願の決勝進出を果たすことができなかった。

②旭川市職労ｖｓ別海町職（２－０）

準決勝の2試合目は、勝てば共に初の決勝進出となるチーム同士、旭川市職労と別海町職の対戦となった。

第1セットは互いに点を取り合いながら13-13の同点に。ここから別海にミスが出始め、流れは旭川へ大きく傾く。最後は5点連取し、このセットは21-14で旭川。

続く第2セットも旭川のエース野口のスパイクが冴え、終始旭川リードで試合が進行していく。対する別海もエース小野らが要所で決め、15-15の同点で大詰めへ。しかし、ここでも別海にミスが出て旭川が加点していく。最後は、野口の強烈なクロス、尾形のサービスエースでたたみかけ、21-18でセットを連取。セットカウント2-0で決勝進出を果たした。
別海は球をよく拾いながら粘り強く戦ったものの、両セットとも終盤で力尽きたのが悔やまれた。