全道バレー速報
2013年08月04日【全道バレー速報⑩】ベスト4出揃う!栄冠はどのチームに?
全道バレー大会は、本日決勝トーナメントが行われ、激戦の末ベスト4が出揃った。
ベスト4に進出したのは、帯広市労連・旭川市職労・苫小牧市職労・別海町職。
試合結果は下記のとおり。
※( )内はセット数。
①帯広市労連vs東川町職(2-0)
第1セット、予選で圧倒的な強さを見せた帯広は、国枝のサービスエースで好調な立ち上がりを見せて4点連取。中盤まで危なげない試合運び。東川は近藤のスパイク、川口のブロックで応戦し食らい付くが、12対6とダブルスコアをはね返すことができない。帯広の時間差攻撃の前に打つ手がなく、1セットを落とす。
第2セットも帯広リードで9対3まで一方的なムード。このまま終わるかに見えたが、東川・川口のサービスエースが立て続けに4本決まって試合が一変。川口のレシーブも光り、東川は鬱憤を晴らすような7連続得点で12対11と1点差まで詰め寄る。しかし、歴戦のつわもの帯広は同点を許さない。落ち着いたプレーを取り戻し、板谷のAクイックが決まると一気に攻勢に出る。追い詰められた東川は守備の乱れもあり、再び反撃に出る余力がなく押し切られた。
優勝候補と見られる帯広を相手に、最後まで一歩もひるむことなく戦い抜いた東川チームに会場から大きな拍手が贈られた。
②旭川市職労vs浦河町職労(2-1)
第1セット、試合開始から両チーム譲らず、浦河が立て続けに3本スパイクを決めれば旭川はサーブ、スパイクで5点を連取。浦河・能登と旭川・野口の主峰同士の打ち合いとなり、お互い得点を積み重ねる。18対18から白熱した接戦の末、続くジュースを浦河が25点で制した。
第2セットは旭川が尾形のスパイク、安土の好サーブなどで序盤からリード。浦河も能登の連続サービスエースで応戦するが、あと一歩追いつくことができない。じわじわと点差が広がり、21対11で旭川がこのセットをものにした。
勝敗を決する第3セット、前半は再び両者互角の戦いとなる。両チームともエースアタッカーが徹底的にマークされ、今まで通りのボール回しでは攻めきれない。浦河は宇田がスパイクを打ち込むが、終盤にかけて旭川のブロックに阻まれる。旭川は15対14から一気に6得点。最後は山田のサービスエースで粘る浦河をねじ伏せ、手に汗握る熱戦を逆転で勝ち抜いた。
③別海町職vs名寄市職労(2-0)
初日、ともに危なげなく勝ち上がった別海町職と名寄市職労との対戦。
試合の立ち上がりから名寄は、エース角田に球を集め押し気味に進める。しかし、9-12の3点ビハインドで迎えた第1セット中盤、別海はサービスエース3本を含む連続5得点で逆転に成功。その後も真籠がスパイクを効果的に決めながら、結局21-18で逃げ切る。
第2セットもペースを握ったのは別海。小野のスパイクやブロックでリードを広げる。名寄も必死に食い下がるが、角田に集中する攻撃は単調ともいえ厳しいマークに合う。それでも16-17の1点差まで詰め寄ったが、最終盤、別海の津田にセンター攻撃を連続して決められ、万事休した。セットカウント2-0で別海が勝利。
④苫小牧市職労vs深川市職労(2-0)
初日、最も激戦となったBブロックを勝ち上がった苫小牧市職労と接戦をものにした深川市職労の一戦。第1セット中盤までは攻め合いとなったが、三瓶のスパイクなどで一気に波に乗り、このセットは苫小牧が21-7で先取。
このまま押し切るかと思われた第2セット、あとがない深川は落ち着いてペースを握り始める。レフト須網に球を集め、10-7と優位に進める。しかし、ここから苫小牧は中村のスパイクなどで流れを引き戻し逆転に成功。最終盤、深川は17-19から野村が連続サービスエースを決め、一時は同点まで持ち込み望みをつないだが、最後は苫小牧の堅い守りと岩田らのスパイクに阻まれ、無念のゲームセットとなった。
準決勝は、帯広市労連vs苫小牧市職労、別海町職vs旭川市職労。
はたして栄冠はどのチームになるのか?引き続き、試合結果を随時お知らせいたします!
組合員専用ページのTOPへ