連合本部
2013年05月21日【連合】安倍政権の「女性活躍促進政策」の問題(資料)
安倍政権の「女性活躍促進政策」の問題について(レク資料の提供)
~「育児休業3年」「女性手帳」~
安倍政権では、「グローバル化」「国際化」「女性の活躍促進」を打ち出しながら、他方で「育児休業3年」「女性手帳」など、出産・育児・家族のあり方をめぐっては相矛盾する政策を展開しようとしています。女性の活躍促進とは相容れないものであると既に多くの識者、働く女性達から異議ありの声が上がっており、連合としても2013年5月16日事務局長談話の通り、疑義ありの意思表示をしています。
2013年5月16日発表、連合事務局長談話
http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/danwa/2013/20130516_1368672970.html
「育児休業3年」問題・・・育児休業3年への延長は、選択肢が増えるという意味では否定すべきものではありません。しかし、多くの場合女性が育児休業をとることになれば、結果として女性を就業から遠ざけ、また、父親を一層育児から遠ざけることにもつながりかねません。M字型雇用といわれる女性の現状は変わらないばかりか、女性総体としての活躍の促進にはつながりません。
「女性手帳」・・・女性にのみ結婚適齢、出産適齢を奨励する女性手帳はいりません。家族形成や出産・子育てを困難なものにしている若い世代の将来不安や貧困こそ解消すべきです。
こうした観点から、構成組織・地方連合会で議論する際の参考資料が連合より提供されましたので、単組での学習会にご活用ください。
安倍政権の女性政策NO!(レク資料)は、連合HPからご覧ください。
http://www.jtuc-rengo.or.jp/gender/kizai/index.html
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