2013年04月30日

歴史を忘れた民族は滅びる。労金設立意義の再確認を=労金全道推進会議総会

4月23日、札幌市・センチュリーロイヤルホテルで「2013年度北海道労働金庫全道推進会議総会」が開かれた。

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はじめに、小沢会長が「労金事業が、『事業者とお客』になっている。自主福祉運動としての取り組み強化が重要だ」とあいさつした。

続いて来賓として、工藤連合北海道会長が「労金の設立意義の再確認をしてほしい。歴史を忘れた民族は滅びる。ともに運動を進める団体として取り組みを強化する」と述べた。また、「現政権は、雇用緩和を進めようとしている。金銭による退職など、雇用の安定が重要だ」と春闘状況などにふれあいさつした。

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【工藤連合北海道会長】

高柳北海道労金理事長は「長期計画の中間年、消費税導入などで住宅ローンの駆け込み、来年以降の落ち込みも想定した努力が必要だ。道内住宅ローンのシェア労金が16%、労金がなくなれば金利上昇は避けられない」などにふれあいさつした。

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【高柳北海道労金理事長】

その後、労金の2013年度事業計画(案)、次世代システムに係るオンライン一時休止、カードローンの取り扱いの報告があり、協議事項として、2012年度活動経過・推進活動の報告、2013年度推進活動方針が確認された。

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報告で確認された、「カードローンの取り扱い」は、単組・総支部でも「実施協定書(ローン上限を組織で締結)」が締結されていますが、次世代システムへの移行にともない、協定書の締結を取り止めること、マイプランポケットが統合されることなど、今後は単組・総支部段階で、労金から説明が行われる予定です。なお、協定書の締結経過など役員の交代により引き継がれていないことなども想定されるため、基本は協定書の締結はありませんが、上限額によっては協定書が必要になる場合もありますので、組織実態に合った取り組みをお願いします。

また、次世代システム導入より、振込方法も変更になります。より利用しやすい「ろうきん」へと変わっていきますので、引き続き、自治労共済などを含めた『自主福祉活動の推進』を全組織ですすめましょう。

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