道本部情報

2013年04月15日

地方自治・住民の財産と生命を守るたたかい=北海道参加者団総決起集会

道本部は、4月13日9時30分から、東京グリーンパレスで前日の中央行動に引き続き、「北海道参加者団総決起集会」を開いた。

20130412-13hokkaido-1-1882.jpg

集会のはじめに、自治労北海道本部を代表し山上執行委員長が「我々の思いを当局にしっかりと訴え、全体で賃金削減反対のたたかいを作り上げていきたい」と、地公給与削減反対の取り組みへの結集を求めた。

20130412-13hokkaido-3-1887.jpg
【山上道本部委員長】

続いて、来賓の荒金副執行委員長が「決して自分たちの賃金だけを守るたたかいではなく、地方自治・住民の財産と生命を守るたたかいだ」と地公給与削減反対のたたかいの意義を訴え、「ストライキ配置を背景に強い交渉を行い、意思をハッキリと示してほしい」とあいさつをした。

続いて、自治労組織内のえさきたかし参議院議員が国会情勢報告を行った。

えさき参議は、地公給与削減反対のたたかいについて「言いなりになるのか?たたかうのか?一人ひとりのエネルギーが試される」とし、「(地方交付税の算定に用いる)単位費用の算定に国公の臨時特例法を使う理由がつかない。しかも一内閣の閣議決定で単位費用を決めることはあり得ない。こんなことがまかり通ればいくらでも賃金を下げられる」と政府の方針や方針決定の手続きを批判した。

20130412-13hokaido-4-1893.jpg
【えさきたかし参議院議員】

また「新藤総務大臣は今回の給与削減要請に命をかけている」としたうえで、「これで50%の自治体が従わないことになれば国と地方の関係が逆転する。自治体当局だけでなく、政権とたたかっている」と地方分権の実現にむけても今闘争が重大な位置づけにあることや、歴史観的にも2013年が重要なターニングポイントとなることを訴え、「悔いのないたたかいを頑張ってほしい」と参加者を激励した。

続いて鎌塚組織部長が、大型はがき行動の現段階での集約状況や、道内の提案状況、「給与削減を自治体に強制するものではない」「ペナルティについては『現段階では』考えていない」などの答弁を引き出したこの間の国会審議経過を報告した。

藤盛副委員長からは、道本部方針の考え方、ストライキ戦術配置の意義など総括的に提起をするとともに、「昨日今日の集会内容について報告会や教宣紙など何らかの形で組合員の皆さんに伝えてほしい」と全組合員が地公給与削減反対のたたかいへ結集する体制づくりを求めた。

20130412-13hokkaido-5-1912.jpg
【藤盛道本部副委員長】

最後に、山上委員長の団結ガンバローで集会を終了した。

20130412-13hokkaido-6-1920.jpg

コメントを投稿


組合員専用ページのTOPへ

Copyright © Jichiro Hokkaido. All rights reserved.