本部情報

2013年04月16日

【本部情報】公務員連絡会地公部会4.12第3次中央決起集会実施

―地方自治体交渉の山場(4月22日~26日)の交渉ポイント提示―

公務員連絡会地方公務員部会は、4月12日15時から「地方公務員賃金引下げ強制反対!公務員連絡会地公部会第3次中央決起集会」(東京・日本教育会館ホール)を行った。この集会は、政府「要請」を受けた地方公務員賃金の引下げ「阻止」のための地方自治体交渉の山場に向け、国会審議における到達点等を踏まえた交渉のすすめ方についての提示と意思一致を行うことを目的に開かれたもので、全国から約800人の仲間が結集した。

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髙木地公部会議長の主催者あいさつに続いて、あいはらくみこ参議院議員(自治労出身)と那谷屋正義参議院議員(日教組出身)が来賓あいさつを行った。
 
あいはら参議は「公務員賃金の削減は、70万人を超える非正規職員に影響が及び、地方交付税の削減は、地方自治体から委託を受けている方々にも影響が及ぶ。そして地域全体へ悪影響を及ぼすことになり、結果的に地方は小泉改革以上のひどい状態に陥ることは火を見るより明らか」と訴えた。
 
那谷屋参議は、「国が地方の給与を決定するこのような手法は、地方自治の本旨をないがしろにしている。地方分権が前に進むのか、後退してしまうのか、ここが大きな分岐点である。地方段階でもこの強制を跳ね返すようがんばっていただきたいし、今後、参議院に法案が回ってきたときには、精一杯たたかう」と力強くあいさつした。

続いて、あいはら、那谷屋両参議に対して押部日教組青年部長と松澤自治労女性部長が、「国会に現場の声を届けてください」と檄文を手交した。

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その後、藤川事務局長から、この集会の前に総務省に72万筆を上回る大型はがき(署名)を総務省公務員部長に手交したことを報告した上で、「4月22日から26日を交渉の山場に設定しており、引き続き、総務省交渉、国会対策もすすめていく。『正義』と『大儀』はわれわれにあり、一致団結して闘い抜く覚悟が必要であり、組織の力が試されている」と、会場を埋め尽くした組合員に熱く訴えた。

その後、自治労・名児耶東京都本部労働局長、日教組・宮下静岡県教組副委員長、全水道・今福東北地本委員長、都市交・田中関西地本書記長、日高教・渡邊福島高教組書記長、自治労連・関谷副中央執行委員長より、各構成組織を代表して力強い決意表明が行われ、高木議長の「団結がんばろう」で決起集会を締めくくった。

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集会後は、東京都内を参加者全員でデモ行進を行った。
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【デモ行進のようす】


なお、同日行われた公務員連絡会女性・青年中央集会(日本教育会館8F「平安の間」)に引き続いて、13時から地公部会女性・青年中央集会を開催、地方公務員給与引下げ強制反対の取組みに関わる意思統一と、檄文の寄せ書きを行った。この檄文は、地公部会第3次中央決起集会であいはら・那谷屋両参議に手交された。

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