道本部情報

2013年04月15日

医療従事者の雇用の質向上にむけ取り組む=2013全道病院集会

道本部衛生医療評議会は、4月13~14日、札幌市・自治労会館で「道本部衛生医療評議会2013全道病院集会」を開き、21単組総支部・61人(うち女性19人)が参加した。

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はじめに、小林議長が、昨年実施した看護職員の離職防止と労働条件改善を求める署名報告と署名が政治を動かし、医療従事者の雇用の質向上にむけた取り組みを例に、政治への取り組みの重要性から7月の参院選への取り組みについて触れあいさつした。

続いて杉谷副委員長が、地方公務員給与7.8%の問題点の指摘があった。また、4/26、5/28の統一行動への理解と実施、憲法改正問題も見据えた7月参院選での支援を要請するあいさつがあった。

道本部提起後、平川則男・中央本部社会保障局長が、「地域医療崩壊から再生への希望 民主党政権の取り組み」と題し、講演した。

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平川局長は、民主党の行ってきた社会保障政策と自民党政権の社会保障政策との違いや社会保障を取り巻く状況、病院や看護師の課題について、詳しく説明をした。

2つ目の講演では、「相談を受けるコツ」~心の病気や障害を理解する~と題し、札幌市総務局職員部職員健康管理課主査・澤田信也さんが、相談業務を行う上での相手の理解を踏まえた対応方法やクレームなどによるメンタルヘルスについて、被災者支援を行っている方々へのマニュアルを参考に実体験を踏まえた実践的な対応方法について講演した。

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2日目は、以下のように分科会を開催し、各課題に向けた知識や対応方法の学びを深め、各現場における課題の抽出と対応について検討を行った。

分科会① クレーム対応における精神的な負担を共有するために
担当:道本部衛医評議会副議長 真壁 英治 他

分科会② 「病院職場における労働条件・環境改善の取り組み」 ~誰もが働き続けられる職場の実現にむけて~)
担当:道本部衛医評事務局長・居橋 真人

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【分科会のようす】

分科会③ 「道内自治体立病院の財政状況分析と対策について」
担当:道本部衛医評 公立病院問題PT 平野 弘輝

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