女性部

2013年03月13日

一番大切なのは続けること=3・8国際女性デー全国統一北海道集会

3月9日、札幌市・ホテルノースシティで「3・8国際女性デー全国統一北海道集会」が開かれ、全道から200人(うち自治労48人)が参加した。

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はじめに、主催者である山田悦子・連合北海道女性委員会委員長からあいさつした後、来賓あいさつとして、小川勝也参議院議員が7月の参議院選挙にむけた決意を述べた。

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【決意を述べる、小川参議】

その後、曽根崎義治・連合本部男女平等局長が「第3次男女平等参画推進計画の総括と第4次男女平等参画推進計画にむけて」と題し、提起した。

講演では、「女性がイキイキと働き続けるために」と題し、和田水穂さん(UAゼンセン教育・男女共同参画・社会運動局)が、UAゼンセンの取り組み等について講演した。

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【講演する、和田水穂さん】

UAゼンセンでは、男女共同参画社会実現にむけた運動やワーク・ライフ・バランス社会の実現などを運動課題として掲げており、本部・部門・都道府県支部に「男女共同参画推進委員会」の設置、計画策定などに取り組んでいる。

加盟組合の取り組み事例として、男性の育児休暇取得促進のため、“なぜ男性が育休を取れないのかについて労使で議論”したり、“該当者のいる職場の上司に対し、産前産後の一定時期になると取得促進のメールがいくような仕組みにした”との取り組みが紹介された。また、労働組合への女性の参加・参画における取り組み事例としては、女性専従者のロールモデルが少ないため、単組を超えたサポート体制作りのため「女性の会」を作った。また、ワーク・ライフ・ユニオンバランスとして、短時間勤務組合員が多い産別としての課題でもあるが、育児や介護など時間制限のある人を前提とした組合運動の見直し(終了時間の厳守、スケジュールの作成、負担分散など)をした。

和田さんは、「女性が働きやすい社会は男性にとっても働きやすい社会であり、みんなにとっての最大のリスクヘッジである。スーパーウーマンだけが活躍する社会ではなく、誰もが普通に働き続けられる社会であってほしい」「相手もできないと思う人にははじめから声をかけないのだから、女性はぜひ断らないでほしい」「がんばりすぎないこと。一番大切なのは続けること」と話された。

最後に、渡辺直志・連合北海道副事務局長(男女平等局長)が集会のまとめ、アピール採択を行った。

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