東京と地方、人間の命に差をつけてはいけない=町村立病院対策会議
2月21日、東京都・主婦会館プラザエフで、自治労衛生医療評議会町村立病院対策会議が開かれ、約50人(うち北海道団から6人)が参加した。
はじめに、衛生医療評議会・伊藤事務局長が基調提起で、「衛生医療を取り巻く情勢と課題」について話した。
その後、総務省との交渉、全国町村会との意見交換・要請行動を終えた全国町村評の柏床副議長が会場に駆けつけ、国公の7.8%給与カットに伴う地方交付税の削減問題について、「公立病院にとっては、医師・看護師確保の観点から賃金を下げることが難しい状況の中、病院経営に強い危機感を感じる。衛生医療評と町村評が連携し、当局との課題解決にあたらなければならない。東京の人間1人と地方の人間1人の命に差をつけてはいけない。ともに頑張ろう」と力強くあいさつした。
また、コ・メディカルPTの津田志朗巳さんが本部提起で、「コ・メディカル(PT)としての問題課題」、公立病院改革対策本部アドバイザーの米田幸夫さんが記念講演「町村立病院の現状と課題~公立病院改革の動向~」と題して講演し、あらためて公立病院がおかれている厳しい現状について学んだ。
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