2013年02月25日

『生活者』『納税者』『消費者』『働く者』の立場に立つ=民主党定期大会

民主党HPから

2月24日民主党の2013年度定期大会が開かれた。

細野豪志幹事長は「15年にわたる歴史の中で最も重要な大会だと考えている。総選挙での敗北を乗り越え、来るべき東京都議会選挙と参院議員選挙に勝利し、もう一度政権を奪還するその決意を固める大会にしたい」と表明。大会議案はいずれも19日の常任幹事会で決定、20日の全国幹事長会議で議論し、同日午前中に開催された財政小委員会、地方代議員会議、特別代議員会議を経て提案に至ったものだとあらためて説明し、承認にむけ協力を呼びかけた。

党改革創生本部の第1次報告については、3年3カ月の政権運営の検証と総選挙の総括を行い、それに基づく改革創生にむけた提言であると説明。提言は外部有識者や党所
属国会議員、党の地方組織、自治体議員、党員・サポーターなど党内外から聞いた意見を最大限取り入れて集約、「厳しい民意が示されたことを厳粛に受け止め、国民の期待に応えられなかったことを真摯(しんし)に反省し、率直におわびをしなければいけない。
その反省を党に集う一人ひとりが肝に銘じることからはじめることを確認し合いたい」「一方で、綱領に示した通り『生活者』『納税者』『消費者』『働く者』の立場に立ち、未来への責任を果たす改革政党はわれわれ民主党しかない」と述べた。第1次報告では党改革創生にむけた7項目の第1次提言を盛り込んだとして、本大会に提案している新たな綱領案と政策決定手続きを見直す党規約改正案以外の提言については、工程表を作成しその実現に着実に取り組んでいくと表明。「提言の実現に取り組むこととあわせて、不断の検証と改革を継続していってこそ本当の改革創生ができる」「必要なのは議員、候補者一人ひとりが地域に根差した活動に取り組むことで地域に暮らす人々との会話を重ね、丹念に聞いた声から課題を見出し、政策につなげていくこと。その取り組みこそが国民政党への道」「靴底を減らしてもう一度地域と対話する。そのことをしっかり胸に刻み、民主党としての使命と責任を果たすため、この大会を転機として前へ一歩一歩進んでいきたい」と決意を語った。
 
党改革創生本部第1次報告綱領案

新しい党綱領案については、改定にむけたこれまでの取り組みにも触れたうえで、昨年の総選挙での敗北を受け、国民政党として再生し政権に再挑戦するためには民主党の原
点をあらためて見つめ直し、目指すものを明らかにすることが不可欠であると考え、今大会での決定にむけて検討を行ってきたと説明。細野幹事長は新しい綱領案を読み上げ、「今後、綱領をさらに深め政策として実現していく。綱領の理念に基づく政策の体系化については地域の声をしっかり聞きながら実現していきたい。東京都議選、参院議員選挙に全党挙げて一致して立ちむかっていくためにも、ここで確認し挙党体制で進めていきたい」などと述べ、協力を求めた。

綱領案(党大会議案)

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