女性部

2013年02月19日

要求サイクルを実践=網走地本女性部長・担当者会議

網走地本女性部は2月17日、北見市で「網走地方本部女性部長・女性担当者集会兼単組・総支部代表者会議」を開いた。

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会議では「私たちの権利について考えてみよう!要求サイクルの実践~介護休暇を課題に」と題し、結城慎二・(網走市労連)男女がともに担う網走地方本部推進委員会委員がコーディネーターを務め、グループワークを行った。

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【コーディネーターを務めた、結城慎二(網走市労連)推進委員】

網走地本女性部では昨年、同コーディネーターの進行のもと、模擬団体交渉を実施した経過があり、コーディネーターから、組合側(女性部)の劣勢との講評があり、仮想単組「網走町職」における交渉は継続協議となり、今年度も継続協議を望む声が女性部幹事会で出され、今年度はグループワークという形式での実践となった。

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【グループワークでは、さまざまな意見が出された】

結城・推進委員からは、自治労北海道本部の春闘方針に沿い、交渉サイクルの確立と妥結結果の書面化について説明があり、①要求事項の集約(介護休暇って取りやすい?取得率が上がらないのはなぜ?)②要求書づくり(出された意見をもとに要求をつくる)③要求の根拠を協議(何となく出すだけの要求はありえない)④当局になったつもりで(当局がとのように考えるか検討する必要性)の4段階について、各グループに分かれ実践を行った。

制限時間が3~5分と短く最初は戸惑いもみられたが、コーディネーターのテンポのよい進行のもと、参加者が意見交換を行った。

網走地本女性部では、昨年の模擬団体交渉に引き続き、交渉における実践を組み込んだ。参加者がこの経験を各単組に持ち帰ってもらうことを期待するのと同時に、今後、網走地方本部女性部として具体的にどのように進めていくのか議論を深める必要がある。

その後、女性部執行部より、一般経過報告、国民春闘のたたかい、女性のはたらく権利確立運動強化月間の取り組み、参議院選挙闘争、網走地方本部女性部組織強化委員会の設置について提起し、全体で確認した。

最後に、本田女性部長の全体集約で集会を終了した。

(網走地方本部執行委員(女性部特別幹事) 結城みどり)

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