あいはらくみこ情報

2013年02月05日

働くものの代表として議席を守る=あいはらくみこ連合後援会総会・国政報告会

2月5日、札幌市・ホテルポールスター札幌で「あいはらくみこ参議院議員北海道連合後援会総会」、「あいはらくみこ参議院議員国政報告会」が開かれ約50人が参加した。

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はじめに主催者を代表して、中沢健次・後援会会長が「北海道後援会会長として6月で6年。あいはら二期目の選挙を、会長として最後の任務として全うしたいと考えている。衆院選では予想以上の敗北だった。しかし、めげずに民主党の再建にむかって全力を挙げ、そしてその延長線で、大事なあいはらの二期目の選挙、老いも若きも組織を挙げて全力をあげてたたかおう」と述べた。

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【中沢健次・後援会会長】

その後、2012年度活動経過報告及び総括、2013年度活動方針、新役員体制について提起があり、参加者全体で確認された。

最後に、出身産別を代表して山上道本部委員長が、「昨年の衆院選における民主党の歴史的大敗北で非常に厳しい情勢だが、参院選にむけて待ったなしの状況。前回50万票をとったが、民主党が上り坂で突き進んでいる時期だった。今の民主党の状況では10万票程度しかとれないのではないかと危惧している。何としても勝たなければならない決意。そのためには、支援産別の皆さんの一層の支援と協力をお願いしたい。自治労としても全力であいはら必勝にむけてたたかう」と支援を訴えた。

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【山上・道本部委員長】


引き続き、あいはらくみこ参議院議員国政報告会が行われた。

あいはら参議は「衆院選は非常に厳しい結果だった。ひとつ言えることは国民の皆さんが呆れた結果。政策の問題ではなく、党内で合意形成をはかって一歩になっていくことができなかったことが原因。個別政策で議員が党内から出ていく一方では、大きな影響力は持てない。民主党が反省すべき点。党内がまとまっていくために頑張っていかないとならない。私も昨年全国を回ったが、民主党への反応は決して悪くなかった。なぜこんな結果だったのか。政権交代時に民主党を支持した方々が維新などを支持したから。疲弊してなんとかしてという思いで、民主党政権になった。残念ながらなかなか実績をあげられなかった。一番格差の底辺にいる方々が、格差をどうかしようと言っていない維新を支持した。何かやってくれるかもしれないが既成政党は支持したくないという思いだったのかもしれない」と述べた。また、「民主党は地方を大事にする政策として、地方交付税を回復してきた。自治体の首長は、夕張のようになる寸前だったが政権交代で免れた。何よりも、住民サービスを切る必要がなくなった。そして、地方が自由にそれぞれのまちづくりにあわせるように一括交付金に変えてきた。また、厚生年金・失業保険の適用拡大、次代の子供を元気にするための子ども手当、高校正の無償化も進めてきた。安倍政権はバラマキと批判するが、この10年間給与所得は上がってないが、可処分所得は上がったといわれている。農業者の個別所得補償も行った。これらは明日すぐ結果が出るものではないが、この国の将来を見据えて行ってきた。でも政権交代で、一括交付金廃止。中央の顔色を見ながら、さじ加減ひとつで交付税が決まっていくバカな政治に再び戻ってしまった。公共事業は必要だが。地方自治体も着手できない。職員が不足している。公共事業に至る経過が必要なわけで、各地から悲鳴が上がっている。でも、お金をつけたというだけで新聞市場では経済が変わると取りざたされている」と述べた。さらに、「安倍政権は憲法を改正しようとしている。私は戦争を経験した親に育てられた最後の世代として、終戦から現在までどれだけの人が大変な苦労をしてきたか。戦争でどれだけ大変で悲惨な経験をしなのか。あまりピンとこないといわれるが、労組に結集している皆さんは想像力を持って敏感にならないとだめ。戦争になれば賃金・労働条件なんてつぶされる。そういう危険な状況にある」と述べた。

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【力強く、支援を訴えるあいはら参議】

最後に、「現在、デフレ脱却と言いつつ、国家公務員賃金の削減を地方に推し進めようとしている。影響があるのは公務員だけでない。公務職場の臨時・非常勤の賃金も削減される。公共サービスを民間へ委託している民間労働者賃金も削減。公務員に準じている農協の職員も削減される。それでは地方が元気にならない。今の政権政党・維新の会・みんなの党が力を持てば安心社会はなくなる。参議院が正念場。自治労の代表というより、働くものの代表としてこの議席を守らないとならない。後援会の皆さんの力を結集していただきたい」力強く支援を訴えた。

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