女性部

2013年02月04日

あいはらさんを支え参院選勝たなければ=女性交流集会・政治学習会

2013年2月2日、札幌市・自治労会館で第32回女性交流集会、3日に2013年度女性政治学習会を開催した。交流集会には83単組総支部、3消防協から163人が参加、政治学習会には87単組総支部171人、あいくみネット・そのほか33人、計204人が参加した。

☆第32回女性交流集会☆

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「第32回女性交流集会」では、「女性の人権。男女がともに生きる社会。-エファの活動-」と題し、イーデス・ハンソンさん(特定非営利法人エファジャパン 理事長)から講演を受けた。イーデスさんは「社会参加とは何か。人は何のために働くのか。経済的な自立だけが本当の自立ではなく、自立とは自分がどう生きていくのかを決めることである。自分が一番充実できる場所を選ぶことが大切。また、どういう立場であっても男女関係なく評価すべき」と話した。

参加者からは「女性、男性の自立から社会が成り立つ。男女がともに生きる社会の中で私たちもきちんと考えていかなければ」「自分の価値観に沿って選んだ人生を生きるという考え方に好感を持った」「男らしい仕事、女らしい仕事と決める必要がない。男女の役割は個人の得意不得意で決めればよいという考え方に共感した」などという感想が出された。
 

また、今年度は、報告として「PSI世界大会」に北海道本部から参加した玉田かえでさん(胆振地本・室蘭市職労)が報告した。

分散会では5つのテーマを設け行った。『子育て・介護をしながら働くということ』をテーマにした分散会からは「自宅介護は子育てより大変。社会的なサービスの充実が重要。介護休暇を取ったという人をあまり聞いたことがない。使わないとなくなってしまうかもしれないし、使わないと改善点もわからない。育児の権利はある程度拡大されているのでこれからは介護の権利拡大に尽力してほしい」という意見、『定年まで働くということ』をテーマにした分散会からは「ここ数年、本当に働き続けられるのか迷っているが、働かざるを得ない状況もある。気持ちをふるいたたせ、健康を保ってストレスをためないことしかない」という意見、『組合運動あれこれについて』をテーマにした分散会からは「町の規模や組織状況によって女性部の活動の差が大きい。女性部にかかわらず労働組合が何をしているのかを教宣紙などで情報発信していくことが大切」といった意見が出された。

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☆女性政治学習会☆

3日の「女性政治学習会」では、はじめに、講演「あいはらくみこ参議院議員からのメッセージ」と題し、あいはらさんから、立候補した経緯、参議院議員として6年間行ってきたこと、参議院選挙にむけて思うことなどについて話された。あいはらさんは「私たちが求めていく国をつるため、参院選は大きなカギとなる。自治労の協力国会議員として、現場の声を政策に反映させるため、安心社会、安心職場をめざしていきたい」と話した。

続いて、「あいはら参議と逢坂前衆議の座談会」と題し、前衆議院議員の逢坂誠二さんをむかえて対談したた。
お二人からは、衆院選の結果を振り返って今思うこと、民主党政権がめざしていたもの、自民党に政権交代した今、どんなことがおこっているか、今後どんなことがおこりうるか、これからの自治体はどうなっていくのかなどについて話した。

逢坂さんは「国の政策が正しいかどうか判断するものさしは自治体の現場にしかない。自治体が正しいことをストレートに言えなければ国の政策は誤る。首長が誤った発信をすれば国も誤った判断をする。ぜひ現場の声をストレートに言ってほしい。それが国を動かしていく推進力になると私は確信している」「今、安倍さんがわりと安全運転している理由は、参議院の第一党が民主党だから。今度の参院選で自民党が第一党となれば、安全運転をすぐにやめる。そうすれば何が起こるかは火を見るより明らか。その意味で今度の参院選は、民主党自体の存亡もかかっているが、日本の国の将来がかかっている選挙だということ。よもや仮にも自民公明、維新、みんな、これらの政党が大きなところを占めるようなことになれば、憲法や国防軍の問題、あるいは中央集権化が進むとか弱者切り捨てなどが進んでいく可能性が非常に高い。だからぜひともあいはらさんには、100万票くらいとって勝ってもらわないといけないとそう思っていますので、がんばってください」と話した。

あいはらさんは「まずはなんとしても勝つということ。危機感を持ってほしいと思っている。今は本当に危機で、その危機を一番肌身で感じるのは地方自治体の現場で働く人たちだと思っている。この危機を感じた人たちがこの選挙で結果を出していけないということになれば、すべて地方自治体の現場にふりかかってくる。それくらい相当厳しいたたかいになる。人に声をかけ積み上げていく。その作業をしなければならない」「民主党は政策的にまちがっていなかったと思うし、私たちが考えてきた生活者、働く者、地方を元気にしていくというその方向性はまちがいいなく私たちの進むべき道。そのように思って、身を粉にしてしっかりがんばってまいります」と話した。

参加者からは「想像力と危機感をもって政治について学習しなければならないと思った」「危機感を持つこと、地方の声をきちんと出すこと。私たちがしっかりと支え、参院選勝たなければと感じた」「民主党の政策など今まで不透明だった事柄が明らかになった。もっと聞きたかった」などという感想が出された。

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最後に、集会の参加者があいはらさんへの激励メッセージを記載した寄せ書きTシャツと色紙を、女性部四役が代表してあいはらさんへ手渡した。

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