春闘の決意固め、参院選「あいはらくみこ」勝利!=全国町村職総決起集会
2月22日、東京都・日比谷公会堂で、2013春闘をたたかう意思統一と町村職場における課題の明確化、さらに、取り組みの方針を確認する場として、「第34回全国町村職総決起集会」が開かれ、47県本部521単組809人が参加した。北海道から131人が参加。
前日に、北海道団の結団式を含めた「北海道団参加者交流会」が宿泊先でもある品川プリンスホテルで開いた。三浦団長(道本部副委員長)が「今春闘の意義」や「国公の地方強制への反撃」に触れあいさつした。
自治労本部から激励に駆けつけた川本書記次長のあいさつ、石上総合組織局長の乾杯で交流会がはじまった。
交流会には、「あいはらくみこ参議院議員」も激励に駆けつけ、現在の政治状況や地方自治への攻撃とも言える政権の政策などに触れあいさつした。最後に、宮崎副団長(道本部町村連代表)のあいさつと団結ガンバローで、総決起集会に臨む北海道団としての意思統一をはかった。
出発集会は、全国町村評・柏床副議長が、主催者を代表し「残念ながら今年は4年ぶりに請願行動となった」とあいさつした。自治労本部を代表して荒金副委員長が「町村職場のアピールの場、退職金問題で駆け込み退職があたかも悪のような報道がされた。事の本質は、誰がそこまで追い込んだかで、原因がぼやかされている。新政権は地方自治をないがしろにする政策がつづいている。毅然とした態度で反対していく」とあいさつした。
つづいて、単組からの決意表明、デモ行進のシュプレヒコールの練習、請願行動の指示を行い、霞が関、国会横、国会裏のコースをデモ行進し「国会請願行動」を行った。
4年ぶりとなるこの行動は、国会付近から組合旗を降ろし、シュプレヒコールも行わず、国会裏まで整然と行進する。衆参両院の国会裏玄関まで、要請行動、そしてシュプレヒコールを行った。衆議院は選挙結果の影響もあり、出迎えも参議院と比べて寂しいものとなった。
7月の参議院選挙にむけて、「あいはらくみこ」のたたかいが、「絶対に負けられない」と、参加者は気持ちを一つにした。
総決起集会では、全国町村評・飯塚議長が、「春闘期から国公の地方への給与削減強制に反対する運動を組合員に見える形で展開し、7月の参議院選挙にむけて町村職全体で『あいはらくみこ』の勝利にむけて取り組みを進めよう」とあいさつした。
また、自治労本部を代表して徳永委員長が、「春闘期にすべての単組で要求書の提出と交渉、そして自律的労使関係を追求していく。人件費抑制のための交付税削減は、地方自治の冒涜だ」と指摘した。さらに、臨時非常勤の組織化について、「町村職場に、特に多く存在する。取り組みの強化をしていこう」と述べ、再任用について、「町村では厳しい現状があるが、年金接続への取り組みを強化しよう」と呼びかけあいさつした。
つづいて、前日、全国町村評幹事会行動としての、「総務省交渉」「全国町村会交渉」の報告が行われたあと、石上総合組織局長が「春闘期に町村職が取り組むべき課題」と題して、この間行われてきた国公の地方への強制について総務省の見解を述べ、春闘期から5月までの取り組みについて話した。
その後、町村職場で再任用制度を運用している奈良県本部平群町職労・中川執行委員が単組の取り組みを報告した。
最後に「あいはらくみこ」必勝にむけて取り組みを強化すると決意表明した。
また、全国町村評幹事会で作成した、単組で活用できる「組合員ノート」を紹介し、その取り組みについて提起した。
その後、集会宣言、集会スローガンが、参加者全体で承認され、議長団退任後、飯塚議長の集約と団結ガンバローでたたかう決意を固め合った。
北海道団は、集会終了後の解団式で、宮崎町村連代表幹事のあいさつと団結ガンバローを行い、春闘のたたかう決意と、来る参議院選挙にむけて「あいはらくみこ」の勝利を勝ち取る意思統一を行った。
解散後、参加者は「国会見学」や「参議員会館訪問」を行った。これらの取り組みは初めての体験者も多く、毎年好評になっている。
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