女性部
2013年01月22日【女性部】女性組織の活動を通じて女性のエンパワーメントを進めよう
1月19日、札幌市・きょうさいサロンで「2013連合北海道ブロック女性会議」が開かれ、全道から10構成組織、29人が参加した。道本部女性部から戸村女性部長、高山書記が参加した。
はじめに、連合北海道女性委員会の山田委員長が「昨年1年間、男女平等参画の共通目標を掲げ取り組んできた結果、着実に進んでいる面となかなか進まない面がある。組織の中に女性が参画することは、交渉や意志決定の場に女性の意見が生かせることである。今日は本部からの提起を受け、産別や地協との情報交換をして組織に持ち帰り男女平等参画推進の力にしてほしい」とあいさつした。
その後、連合本部提起として、まず、曾根崎男女平等局長が「春季生活闘争のポイントについて」と題し、今春闘のミニマム課題・特に非正規労働者の労働条件改善と職場での男女平等の実現について提起した。
次に、高橋副事務局長が「連合第4次男女平等推進計画」の策定について、連合がめざす男女平等の理念や労働運動における男女平等参画の意義、具体的な数値目標などの提起した。
最後に、鈴木男女平等局次長が「女性の活躍推進による経済活性化行動計画」や「労働契約法」一部改正など、最近の女性関連法・制度の動きについて説明があった。
本部提起後、連合北海道の渡辺副事務局長(男女平等局長)が北海道の春季生活闘争方針及び女性参画の取り組みなどについて提起した。
意見交換では、UAゼンセン、情報労連、自治労、札幌地区連合、小樽地区連合から報告があり、交流や意見交換を通して他組織の実践に学ぶとともに、課題の共有化や新たな課題の発見、取り組みに生かしていることなどが話された。
最後に、本部高橋副事務局長が「女性の役員比率があがっていなくても女性の組織率、参画率は上がってきている。非正規など多様な仲間を労組に組織化していく取り組みが必要。均等法など法律は整ってきているが職場に根付いていない。どう根付かせるかは労使協定が大切である。女性組織の活動を通じて女性のエンパワーメントを進めることが大切。連合が毎年作成している『男女平等ACTION』の活用や各種学習会の講師に連合本部やNPOを活用してほしい」といったのコメントがあり、閉会した。
※下記をクリックすると『男女平等ACTION』ポスターを見ることができます。
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