本日の来局者
2012年12月27日【本日の来局者】政治を、このまま放置しておく訳にはいかない!=逢坂誠二さ ん
本日、前衆議院議員・逢坂誠二さんが来局した。
逢坂さんは、「今回の選挙、私の力不足でたくさんのご支援をいただいたにもかかわらず、このような結果になって心よりお詫びを申し上げる」と述べ、新しい政権がスタートしたことについて「相当に不安が多い。一つは公務員や公務員労働組合に対する激しい締め付けが起こると思っている。そして原子力政策についても茂木経産大臣が核燃料サイクルや原子力発電所の新設について非常に前向きな発言をしており我々の思いとはずいぶん違うと思っている」と強調した。
また、民主党政権については、「短い期間であったが、地方自治については相当エネルギーを注がせていただいた。これも新政権になってどうなっていくか必ずしも見えない。さらには公共事業をベースに20兆の投資をすると言っているが、その財源は建設国債になると思っている。日本は今、国・地方を合わせて1000兆円の赤字を抱えている。そうした中で、金利があがり、財政の発散が起こった場合には我が国だけではもう手の打ちようがない状況になる。そういう状況であるにもかかわらず、たくさんの投資をすることで甘い汁を建設業界などに示して選挙を乗り切ってきた。そのことに対する不安もある。あるいは人の命を守ると言うことについても新しい政権からは発信がない」と指摘した。
その上で「福祉や医療や教育についても大変心配している。そんなことがわずか2日の間で私の頭の中をよぎっている。今回の選挙結果は非常に残念な結果であったが、『今の政治を、このまま放置しておく訳にはいかない!』という強い気持ちが私にはある。僭越ではあるが、『また再び地元である函館を基本に政治活動を続けさせていただきたい』そう思い、新しい活動にむけて動き出していこうとやっている。自治労の皆さま方にはそういう中でこれまで以上にお世話になる思っているが、これからも国民のため、そして自治体労働者のため、地域主権のため、日本が元気になっていくために精一杯頑張っていきたいと思っているのでこれまで以上のご支援をいただくようお願いを申し上げる」と、力強く今後の決意と感謝の言葉を述べた。
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