ひとりごと

2012年12月14日

【ひとりごと】投票に行こう!悪夢の政権にさせないために

先週土曜日12.8北海道集会で、東京大学大学院教授の高橋哲也さんの講演を聞いた。

「犠牲のシステムを超えて福島、沖縄、そして憲法」と題した講演は、危機感でいっぱいになった。

すでに、トップページに報告を載せたが、高橋教授は、「衆議院選挙で覚えきれないほどの政党が出ている。有権者の判断が大事。ひとことで言えば、改憲を唱える勢力が圧倒的多数に見えるというか見せられている。このままでは改憲派が3分の2を超えることもあり得る。今回の選挙の隠された争点は『憲法問題』で改憲が是か非かを問う選挙だ」と、かなり強調した。

各メディアは、「自公300議席うかがう」だの「自民首位保つ」「自民、道内過半数の勢い」。こんな見出しでしめている。
メディアの誘導は勢いを増している。

自民が圧勝したら、竹中を日銀総裁に!なんてこともささやかれている。
小泉、竹中路線で格差が広がった。
国民は、安心・安全の社会を望んでいるのではなかったのか。

高橋教授が、「安倍自民党が第一党になったら、メディアが持ち上げた維新の会、都政を投げ出した石原が進出を果たし国会のキャスティングボートを握り、連携して改憲にむかっていく。公務員バッシングもひどくなっていくだろう。悪夢の政権、安倍、石原、橋下政権だ」、さらに、「安倍、石原も『押しつけ憲法だ』と当時の支配者の気持ちになっている」と述べ、「70年近くもわれわれの憲法だ、もう戦争はこりごりだ!平和でなければ人権は守られないと歓迎した憲法だったはず。しかし、戦争で儲けようとした人には、押しつけられた憲法としか思っていない。台頭している改憲論を見抜いて阻止しよう!反省の上につくられた憲法を生かしていくことが私たちの課題だ」と強く呼びかけていたが、もっともな話だ。

今朝ラジオのニュースによると、今回の選挙は60%以上の人が行こうと思っているらしい。
しかし、大変なことに20代から30代の若者層の40%ぐらいしか投票に行かないというのだ。
将来の日本を決める大事な選挙、いつの間にか戦争にならないために、身近な若者たちに「投票に行こう!」と呼びかけたい。

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