道本部情報

2012年12月25日

一筆一筆は職員切実な思い!=退手引き下げ問題で交渉

道本部は2012年12月12日、北海道市町村職員退職手当組合から「退職手当条例の一部改正」の提示をうけ、12月21日17時から、札幌市・自治労会館で退職手当の水準引き下げに関わり北海道市町村職員退職手当組合(以下、道退手組合)と交渉を行った。

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道退手組合から事務局長・会計管理者主幹・主幹の3人、道本部からは各地方本部専従者をはじめ33人が交渉に参加した。

はじめに、藤盛副委員長が「退職を迎える職員はもとより、今後退職をする職員にとっても退職後の生活設計に大きく影響を与える極めて大幅な見直しである。道退手組合が示した「条例改正案」では、2013年1月実施は見送ったものの、経過措置期間については国と同期間で逓減させるという極めて遺憾な提案内容である」とし、この間、取り組んだ退職手当の水準見直しに対する要請署名28,832筆を、「一筆一筆は職員個々の切実な思いであり、重く受け止めていただきたい」と道退手組合へ手渡し、提示に至った経緯やその考え方について説明を求めた。

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道退手組合は「従来から国および道、他の公共団体の水準に合わせることとしており、国においてこのような引下げが行われたため、官民較差があるという調査結果が出た以上、是正することは止むを得ないと判断した」といった回答に終始した。

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最後に藤盛副委員長が「回答の内容は到底理解できない。私たちとしては極めて不満であり遺憾。地方自治体では年度末退職が基本である。早期退職などによって行政サービスに問題を生じるということは絶対にあってはならないこと、退職金の性格を考えれば年度内の辞める月によって大きく金額が違うということはあってはならない」と指摘し、次回交渉で納得のいく回答をするよう要請し、交渉を終了した。

次回交渉は1月10日を予定している。


交渉内容については下記を参照してください。
退職手当組合との交渉内容をダウンロード

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