『障害者差別禁止法』は、働き続けるための強力な武器=道本部障労連総会
道本部障害労働者連絡会は11月3日、札幌市自治労会館で第22回総会を開き、6単組・35人が参加した。
はじめに、稲田・道本部障害労働者連絡会代表が、「『障害者差別禁止法』」が制定されれば、雇用の促進のみならず、働き続けるための強力な武器になる。そのためにも、衆議院議員選挙では自治労に結集する私たちは、マスコミ等の一方的な誹謗中傷に惑わされることなく、民主党政権だから出来たこと、やれることをしっかり見極め、自民党政権に戻さない活動をおねがいする」とあいさつした。
その後、記念講演として、西村・自治労本部社会福祉局長が「(仮称)障害者差別禁止法の制定にむけて」と題し講演した。
講演では、①障害者制度改革について、②障害者差別禁止法についての理念(差別解消への取り組みと効果)、③目的(行為規範の提示、法的保護、国等の債務、共生社会の実現)④留意事項(障害女性、ハラスメント、欠格条項)・障害の定義・禁止されるべき差別の形態(①直接差別、間接差別、関連差別と合理的配慮の不提供②不均等待遇と合理的配慮の不提供③正当化自由、対象範囲、積極的差別是正措置、事前的改善措置)といった障害者差別禁止法に関する具体的な説明がった。
その後、2012年度経過報告、2013年度運動方針、幹事体制を確認し、団結ガンバローで終了した。
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