女性部

2012年10月09日

労働組合の基本、女性の任務を学んだ=本部女性労働学校(前期)

10月5日~7日、東京都・主婦会館プラザエフで、自治労本部女性部「2013年度自治労女性労働学校(前期)」が開かれ、全国から25県本部52人が参加した。道本部女性部から吉村幹事(帯広市労連)村田恵里さん(浜中町職)戸村女性部長が参加した。

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本学校は、労働組合の基本について学習し、女性の地位向上・定年まで安心して働き続けられる職場づくりのための、労働組合における女性の任務をテーマとし、女性部の役員や活動家の育成をはかっていく目的で前期と後期年2回開かれている。

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【香川県本部今井智代子副委員長】

講義Ⅰでは、香川県本部今井智代子副委員長が「職場からの政治闘争」と題し講演し、人間らしく働き生活できる職場や社会をつくることが労働組合の役目であり、そのためには政治を変えること、住民や組合員の実態を把握し自分たちのために代弁者を増やすことの重要性を学んだ。

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【立教大学・熊谷重勝教授】

講義Ⅱでは、「労働者を取り巻く社会情勢と労働組合の役割」と題し、立教大学・熊谷重勝教授が講演し、現在の日本の右肩下がりの経済の状態などわかりやすい言葉で経済を身近に感じることができた。

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【中野麻美弁護士】

第Ⅲ講座では中野麻美弁護士より「臨時・非常勤等職員の改善と女性部の課題」と題し講演し、正規職員の賃金を下げるのではなく非正規職員の賃金上げるための取り組み、その取り組みのためには、まずは非正規職員の話を聞くことが大切であることを改めて学習した。

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【日中平和研究会代表・松岡環さん】

講座Ⅳでは、日中平和研究会代表・松岡環さんを講師に「加害者と被害者の調査から南京大虐殺を見る」と題し講演し、自身が実際にインタビューをしたDVD、調査資料を中心に講演を受け、現状を正しく見る目を持ち、報道に操られない姿勢を持つ事が大事だという事を学んだ。

2日目には分散会が行われ、それぞれの単組がかかえる悩みや問題、女性部活動の取り組み状況などを話し合い、全国の女性たちと情報を共有することによって、今後のそれぞれの活動の課題が明らかになった。

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