女性部

2012年10月09日

女性自身が、変わってみようと思わないと進まない=連合女性委員会総会

連合北海道女性委員会は10月6日、札幌市・共済サロンで、「第23回連合北海道女性委員会総会」を開き、全体で約40人が参加した。

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【山田・女性委員会委員長】

はじめに、主催者あいさつとして山田悦子委員長が「この一年間新たな活動ができたことは第一歩でありみなさんの協力に感謝している。みなさんが求めている活動を今後も女性委員会としてやっていきたい。いくら立派な方針を掲げても、女性自身が、やってみよう・変わってみようと思わないと進まないこともある。自分の中でもこの一年間を振り返ってみて欲しい」とあいさつした。

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続いて、連合北海道・渡辺直志副事務局長(男女平等局長)が「連合が実施した男女平等参画アンケートにあるように、女性組合員のうち執行部に入っている女性は1割程度ということからみても、連合に女性の意見が反映されているかどうかはまだまだ不十分と言えるのではないか。各産別の中でも男女平等の取り組みに全力をあげていってほしい」とあいさつした。

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【渡辺・連合北海道副事務局長】

来賓として、山崎まや衆議院議員、徳永エリ参議院議員、広田まゆみ道議会議員、しのだ江里子札幌市議会議員が参加しあいさつした。また、工藤仁美衆議院議員の木村秘書も参加した。

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【左から、徳永参議、山崎衆議、広田道義、木村・工藤衆議秘書、篠田市議】

山崎衆議は「組合も男社会と聞くが、国会ももろ男社会。今回の組閣に対し1期生の女性議員で副幹事長に抗議しにいった。男女共同参画の課題は、女性が自らたたかって勝ち取っていかなければならない課題でもある。ぜひ、適材適所の配置であるクォータ制をあたらめて旗にして欲しい」と述べた

徳永参議は「雇用の課題を頑張ってきた。20代女性で生活保護受給者が増えている。理由は、うつや社会的リテラシーの育っていないまま親になった女性なども多く、その対策などもしっかりやっていかなければならない。また「原発事故子ども・被災者支援法」を参院の女性議員を中心に活動し法律を作ったが、実行はなかなか難しいのが現実である。」と述べた。

広田道議からは「エネルギー問題について、昨日道議会が終わったが、大間原発建設について抗議をし明確な説明を求めていくことを全会一致で確認した。脱原発にむけた議論を連合北海道などにも支えてもらいながら進めていきたい。また共生社会実現のためにも、みなさんとともにほこりをもってがんばっていきたい」と述べた。

篠田市議は「札幌市の公契約条例について、残念ながら経営者たちの理解がもらえず実現できていない。市が範を見せなければ企業は変わっていかない。引き続き条例制定にむけてがんばっていく。性暴力被害者支援センター北海道「SACRACH(さくらこ)」が10月1日に開設された。札幌市と北海道が共同で進めてきた事業であり、札幌市議会としても女性議員が超党派で頑張ってきた。北海道がコンビニにリーフを置いたり、CMを流すなどPRを進めていくそうなので、ぜひ周知へのご協力をお願いする」とそれぞれあいさつした。

その後、一般経過報告、2012年度活動総括(案)、2013年度活動方針(案)を執行部から提案し、全体の拍手で確認された。

続いて、報告として、各産別、地域協議会、地区連合の取り組みとして、4本の報告をうけた。その後、2013年度役員体制、新旧役員あいさつで閉会した。新役員として、自治労から、副委員長に戸村道本部女性部長、幹事に灰野由希子さん(札幌市労)が再任した。


【参考】
性暴力被害者支援センター北海道「SACRACH(さくらこ)」
http://www.sacrach.jp/

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