2012年10月01日

あきらめず、前を向いた現業運動を=2013年度現業公企評議会総会

道本部現業公企評議会は9月26日、札幌市・自治労会館で2013年度総会を開き、43単組・総支部99人が参加した。

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はじめに主催者を代表し浅野議長が「長野大会で確認をしたアクションプランについては北海道として取り組みを進めてきた。アクションプランはこれまで職場単組で取り組まれてきた現業活性化や自治研活動で培ってきた経験が結びついていく。職場からの議論を積み上げ推進していこう。また、2007年の指針の公表により、当局と向き合い、交渉をして解決するたたかいを構築することが難しくなっている実態も明らかになっている。この1年間の取り組み、たたかいの報告をお願いし学びあっていこう」とあいさつした。

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【浅野議長】

続いて自治労北海道本部を代表して山上執行委員長が「人事院勧告が出されたが高齢者の昇給制度の見直し等、極めて不満な内容。退職金の削減の問題と合わせて組合員と家族の生活を守る立場でたたかいをすすめる」と述べ、「労働基本権の問題については国公・地公ともに次期の臨時国会が焦点になる。厳しいたたかいになるが労働基本権奪還のたたかいであり皆さんの結集をお願いしたい」とあいさつした。また「政治闘争について来年の夏までに衆議院も参議院も選挙が行われる。民主党政権に対する不満が充満しているが、だからといって政治闘争を放棄し、支持をやめるとはならない。衆議院選は組織された労働者として民主党に対して原点に立ち返り、原発問題をはじめ多くの課題の解決をもとめ国民の期待に応えられる政治を求めていく。同時に参議院選は自治労のめざす社会・政策を実現するためにはあいはらさんの再選を必ず勝ち取る必要がある。皆さんのご協力、ご理解をお願いしたい。」と呼びかけた。

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【山上委員長】

その後、「あいはらくこみ」参議院議員のメッセージ披露、方針提起を行い、質疑討論を行った。質疑では経過報告に対し、3単組より取り組みの報告がされ、方針に対しては5単組より道本部方針を補強する立場で発言があり、全ての議案を全会一致で承認した。

新旧役員では、2年間評議会事務局長の任にあたっていた札幌市労の中野渡智さんからは「2年間皆さんにご指導をいただき感謝申し上げる。多くの皆さんから話を聞かせてもらい、そのことを運動に生かせるように自分なりに努力をしてきた。今後も一組合員として住民サービスを守っていく立場で頑張る」とあいさつがあり、苫小牧市職労の大西誠新事務局長から「これまでの運動をしっかりとつないでいきたい。現業職場はあきらめたら職場はなくなる。その危機感は常にある。職場の皆さんひとりひとりがあきらめる気持ちを持たず、前を向いた運動ができればまだまだ可能性のある職場。皆さんと一緒に北海道の現業運動をすすめていきたい」と決意が表明された。

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【2年間事務局長を務めた、中野渡さん(札幌市労)】

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【新事務局長の大西さん(苫小牧職労)】
最後に現業統一闘争・賃金確定闘争の勝利にむけた決意を込め浅野議長の団結ガンバローで総会を終えた。

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【2013年度役員体制】
議  長 浅野 康敏(釧路市役所ユニオン)
事務局長 大西 誠 (苫小牧市職労)

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