衛生医療評議会

2012年09月24日

衛生医療評議会の体制確立を=公衆衛生病院集会・衛生医療評議会総会

道本部は9月22日、札幌市・自治労会館で、公衆衛生病院集会を開き、30単組総支部・45人が参加した。

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はじめに道本部から、保健職場におけるさまざまな課題と保健活動強化にむけた運動の必要性について提起を行ない、北海道保健福祉部荒田吉彦技監が「今後の地域保健対策のあり方について」講演した。

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【北海道保健福祉部・荒田吉彦技監】

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引き続き「2012年度保健所・保健センター実態調査について」報告し、「安全・安心な地域づくり」にむけた市町村の保健職場や保健所及び地方衛生研究所などの機能強化のための人材確保や体制整備を求める運動が必要であることを全体で確認した。


翌日の9月23日は、札幌市・自治労会館で、道本部衛生医療評議会定期総会を開き、22単組総支部・38人が参加した。

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はじめに、小林議長から、「民主党政権下における診療報酬の増額により病院経営は上向きとなったが、厳しい状況は続いている。道立病院問題に対しても協力・連携が必要であり、衛生医療評議会の体制確立にむけ取り組みを強化をしなければならない。」とあいさつがあった。

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【小林議長】

続いて道本部杉谷副委員長から、「この間のPTの活躍や看護職員に関わる署名への協力に感謝する。」と述べた。さらに、「取り組みの低い単組の存在やこの間の集会参加数の減少、地本評議会の停滞などの指摘がなされ、以前情勢は厳しく、臨時・非常勤職が増えているなか、組織化にむけた取り組みを強化しなければならない」と強調した。

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【杉谷道本部副委員長】

その後、経過報告、2012年度運動総括、2013年度運動方針、当面の闘争方針を提起した。質疑・討論では、「道立病院事業化改革プランに関わる経緯と対応や道立病院の欠員状況、各種医療に関する計画へのあり方について、道との議論の必要性」「道の病院事業広域連携構想に対する現場の意見や道立病院事業改革プランが道の人員削減の一環であり、医療の切り捨てである」といった意見が出され、2012年度運動総括、2013年度運動方針、当面の闘争方針を全体で確認した。

その後、2013道本部衛生医療評議会四役体制を下記のとおり確認し、団結ガンバローで閉会した。

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2013度四役体制

議   長   小 林 一 司(苫小牧市病職)
副 議 長   佐 藤 容 子(札幌病職労)
副 議 長   山 川 達 義(全道庁労連・医療)
副 議 長   長谷部  修 (全道庁労連・保健)
副 議 長   選 考 中  (町村職)
事務局長    居 橋 真 人(札幌病職)
事務局次長   平 野 弘 輝(木古内町職)

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