女性部

2012年09月11日

労働条件は労使関係で決めるもの=連合北海道はたらく女性の集会

連合北海道女性委員会は9月8日、札幌市・ホテルノースシティで「連合北海道はたらく女性の集会」を開き、13産別140人が参加した(うち自治労39人が参加)

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山田女性委員会委員長のあいさつのあと、中島圭子・連合総合男女平等局長が「労働組合における男女平等参画の取り組み~男女が働きやすい社会環境づくりのために~」と題し基調講演した。

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【中島圭子・連合総合男女平等局長】

講演の中で中島局長は「急速に少子高齢化が進む日本では、女性の就業率の向上なしには社会が維持できないこと、その実現のためには公正な処遇と賃金が保障されることが重要であること、日本は女性の能力を充分に発揮できる体制が整えられていないことが残念である」と述べた。

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【分散会の様子】

その後、11の分散会にわかれ、職場の現状などの意見交換を行った。今回初の試みである分散会の報告では、「どの職場でも出産・育児・介護の制度はある程度整えられているが、必要とする人が権利を行使したい時に言い出しやすい職場環境であるかないかで大きな違いがあり、上司・同僚の理解や配慮がきちんとなされる職場環境づくりが必要である」といった報告がされ、そのためには制度の周知徹底や欠員が出てもカバーしあえるような人員配置を求めることも必要ではないかという意見が出された。
最後に、中島局長から「民間も公務も、労働条件については労使関係のなかで決めていくもので、女性が働きやすい職場についても、労使交渉で求めていく必要がある。また、非正規の組織化を進めていくことも重要」と分散会のまとめをいただいた。

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