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2012年09月05日

組合の団交権を露骨に否定する田井自動車=夢のようなできごとは「団結」で!

まずは、記事をご覧ください。
団体交渉を拒否している田井自動車の関係で、8月29日、北海道労働委員会申し立てに関する北海道新聞と朝日新聞の報道。 ↓
http://www.infosnow.ne.jp/~sgu/sgu-news/20120829_tai_asahi_doushin.pdf

世の中には、こういった経営者がたくさんいるのだということを思い知ります。
しかし、人ごとではありません…
田井自動車労働組合の団結はすごい。応援しましょう!
以下は、地域労組の鈴木書記長の話です。

田井自動車は、経営側が組合の団交権を露骨に否定するような悪徳弁護士を介入させたことで、一気に泥沼化しました。
そういう最中、田井秀典社長は、今日から札幌商工会議所の環境委員長として札幌市長のドイツ訪問団に随行し旅立ちました。まるでひと事のような対応ですが、これまでの良心的な弁護士を切って、悪徳弁護士を差し向けたのは外でもない田井社長自身です。

昨日の団交で、組合側は「労使関係は鏡だ。使用者が紳士的な対応をすれば、組合もそういう対応をする。しかし今回のように乱暴な対応をするのであれば、それにふさわしい対応をする」と会社側に伝えました。

その手はじめとして、9月4日から残業拒否闘争(争議行為として書面で通告)に入りました。これに対し、会社側は朝礼でわざとに残業命令を出すなど、挑戦的な態度に出ています。しかし組合は一人の脱落者も出すことなく、定時の17:30で一斉に仕事をやめ、職場集会で団結を固めました(今後、終業時に職場集会を毎日開催)。
組合が結成された5月までは、翌朝までサービス残業を強いられることが当然だった職場で、堂々と残業拒否ができるとは、彼らにとって夢のようなできごとです。団結権の行使は、奴隷状態からの解放を実現したのです。

今後組合は、労働委員会や裁判闘争を展開していきますが、それと平行して、この泥沼の労使紛争を早く終わらせるべく、24時間ストライキを予定しています。


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