社会福祉評議会

2012年09月21日

社協ネット北海道設立にむけた取り組み確認=2012年度道本部介護集会

道本部社会福祉評議会は、9月15日に札幌市・自治労会館で2012年度介護集会を開き、公共民間の仲間も含め29単組・総支部から57人が参加した。

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道本部社会福祉評議会野城議長、杉谷副委員長のあいさつにつづき、中央本部社会福祉評議会西村事務局長が「社会保障と税の一体改革については、子ども関連施策の財源が明記されたことなど評価できる部分はあるものの、介護報酬については厳しいものとなり、次期報酬改定にむけた対策に今から取り組む必要がある」とあいさつした。

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【野城議長】

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【杉谷副委員長】

つづいて、中央本部社会福祉評議会介護部会長の佐保昌一さん(大分県本部)から基調提起があり、介護職員処遇改善加算をはじめとする介護報酬改定の問題点を指摘するとともに、報酬改定の影響調査など自治労の今後の取り組み方針について説明した。

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【大分県本部・佐保昌一さん】

基調講演では、「日々のケアに活かすリハビリの視点」と題して、「北のくらしと地域ケア研究所」代表で理学療法士の鈴木英樹さんが、転倒予防に焦点をあてて講演した。

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【鈴木英樹さん】

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午後からは、①「2012介護報酬改定をめぐって」②「地域包括ケアシステムの構築にむけて」③「介護保険制度の実務的な課題」④「障害の理解と本人の機能を活かした介助技術(実習)」⑤「社会福祉協議会を取り巻く現状と課題」の5つの分科会を開催し、課題別に単組の実態を踏まえた討論した。

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特に、②「地域包括ケアシステムの構築にむけて」では、「北のくらしと地域ケア研究所」のもう一人の代表で保健師の鈴木眞弓さんが助言者となったほか、④「障害の理解と本人の機能を活かした介助技術(実習)」では、基調講演を行った鈴木英樹さんが電動ベッドと車いすを用いた実技指導⑤「社会福祉協議会を取り巻く現状と課題」では、中央本部社会福祉評議会社協ネットワーク代表の水井勤さん(富山県本部)の提起で、社協ネット北海道設立にむけた取り組みが確認されるなど、有意義な集会となった。

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