青年部

2012年06月25日

【青年部情報】職場から反合理化闘争へ=釧路地方協議会青年女性交流集会

6月23日~24日、弟子屈町・川湯温泉で「第13回釧路地方協議会青年女性交流集会」が開かれ、釧根・網走・十勝の3地方本部から109人の仲間が参加しました。

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1日目は、はじめに、主催者・来賓あいさつの後、牧野・道本部青年部長より「反合理化闘争の強化にむけて」と題し講演を受けた。講演では、「職場で行われている合理化とは、労働者を犠牲にして、経営者がより多くの儲けを得るために行われることであり、利益を横取り(搾取)されているという事実について皆で気付いていかなければならない」と述べた。 

その後、各地方本部から「構成詩」や「うたごえ」を通じた運動の交流を行った。

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引き続き、職種別分散会を行い、「人員不足により仕事が回らない」「不払い残業が多い」といった職場実態が出され、それに対し「働けているだけまし」「財政難だから仕方ない」といった声が出された。また、人事評価制度について、釧路地方協内の単組でも導入の動きが進んでいることが明らかになった。

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人事評価制度は「仕事をしない上司にも、適正に業務を分担しやすくなると思う」といった賛成の声も出され、こうした職場実態の中で、「メンタル」「休職」に追い込まれる仲間もいることが明らかになった。

2日目は、釧路労災病院より心理判定員である金子和崇さんより「メンタルヘルスについて」と題した講演をうけた。講演では、「人に話を聞いてもらえる、助けてもらえる、自分は孤立していないという思いがストレスの緩和に役立つ」と、精神的に悩んでいる仲間に対する接し方を学習しました。

その後、分散会報告、中央大交流集会参加者決意表明、斉藤健介・実行委員長(釧根地本青年部長・浜中町職)が「出された職場実態を解決するために継続した討論をしていこう。まずは、仲間の声を聞き取るために集まろう」と集約を行った。

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今集会で学習したことや仲間の声を各単組総支部に持ち帰り、「仲間がどういった悩みを抱えているのか」「どんな合理化攻撃を受けているのか」を共有し、合理化が進む職場から抵抗していくのかを議論することで、反合理化闘争に取り組んでいくことを確認した。
(道本部幹事・板垣小百合/釧路市役所ユニオン)

※写真は後ほどアップいたします。

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