青年部
2012年06月20日継続した討論から独自要求へつなげよう=道本部青年部学習会
道本部青年部は、6月15日~17日、札幌市・自治労会館で「自治労道本部青年部学習会」を開き、全道から20人が参加した。
はじめに、牧野青年部長のあいさつのあと、羽場尚樹日本社会主義青年同盟北海道地本委員長が「労働者のモノの見方・考え方-原発から考える職場の課題-」と題して講演を受けた。講演では、「資本主義経済では、資本を蓄積するために、賃金合理化などで労働者は搾取される。労働者が主人公という視点を持つことが大事。原発事故を見ても労働者の生命と健康は守られていなかった実態がある。労働者として事実をどうみるのかが重要だ」と述べた。
その後、「各地本、単組総支部の運動に学ぶ」をテーマに、パネルディスカッションを行った。パネラーは、和寒町職労・佐藤雄輔(単組青年婦人部長)さん、滝川市職労・林美穂さん(単組青年女性部長)、えりも町職・伊藤圭輔さん(単組青年婦人部長)らが務め、それぞれの単組における、独自要求闘争の取り組みや、特徴的な運動の交流を行った。
3日間通して行われたグループディスカッションでは、職場実態討論を中心に行い「時間外の枠があり、サービス超勤をしている」といった声がだされた。また、実態討論をもとに、「模擬団体交渉」にむけた要求書を作成するための根拠づくりを行った。
その後、仮想当局へ要求書を提出し、回答書を受理したのち、翌日の「模擬団体交渉」にむけて「模擬事務折衝」を実施した。
その後、機関紙づくりを行い「機関紙の禁じ手」について学び、各班で実際に機関紙づくりを取り組んだ。
最終日には、「模擬全体集会」で要求内容の周知全体化を行った上で、3日間学習・交流・討論した独自要求実現にむけて、道本部執行部を仮想当局として模擬団体交渉を行った。
【仲間の思いを全体化。模擬全体集会】
最後に、参加者の1分間スピーチを行い、まとめでは、牧野青年部長が「例年、楽しかったとの感想が多いが、目標にむかって仲間と一緒に運動をするからこそ楽しい。地方協別夏期交や赤旗リレー学習会でも、多くの不満や悩みが出されている。継続した討論から青年部独自要求へつなげていこう」と集約し全日程を終了した。
参加者からは「充実した内容で3日間だった」「楽しかった。単組にの仲間に伝えたい」「単組での運動に活かしたい」といった声が出された。
【参加者全体写真】
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