女性部
2012年06月19日【女性部情報】権利を有効に活用できる環境づくりを=女性部長・女性担当者会議
道本部女性部は、6月16日~17日、女性部長・女性担当者会議を開き86単組・総支部、122人が参加した。
はじめに、道本部戸村女性部長、蒲池財政局長のあいさつのあと、来賓の広田道議のあいさつに続き、アークスグループ労連事務局次長・連合北海道女性委員会委員長の山田悦子氏より「女性がイキイキと働き続けるために~女性発信!輝き宣言!~」と題し、講演を受けた。
講演では、自身の経験を通し、新人社員の教育を行うようになるまでの過程や相手の立場に立ち、その人にとって何が必要か見極め相手のことを思いやる「フレンドリーサービス」の大切さ、「リーダーシップ」に必要な能力は知識、技術そして人柄であること、褒める7割・叱る3割が基本であること「ストレスコントロール」にはダウンする前に休養を、手軽なリラックス法を身につける等、これからの女性部活動や職場でのコミュニケーションに参考になるお話をいただいた。
参加者からは、「普段自治体職員として働いていると、なかなか聞けない話を聞くことができた」「今後の活動の取り組みに生かしたい」「コミュニケーションの重要さを学んだ」などの感想が寄せられた。
地本、単組・総支部からは18人が発言。団体交渉に女性執行委員が参加し、時間単位でつわり休暇生理休暇の取得を妥結した石狩市職労の取り組み、中標津町労連では病院職場での独自アンケートにより問題点を洗い出し権利を獲得できたなどの報告、職場改善実態調査、権利実態調査の結果を取り組みにいかし、権利手帳の見直しや独自要求につなげるなど自分たちの実態に合った取り組みの報告がされた。
分散会では、名刺交換を行い議論の円滑化をはかった。職員同士のコミュニケーション不足・採用が無い時期があり役員の人材不足・組合活動は情報交換でき職域を超えて話をすることで業務においてもプライベートにおいても役立つ情報が得られるなど、さまざまな意見を展開した。
最後に戸村女性部長から、「ワークライブバランスの推進は女性に限った問題ではなく、男性にとっても重要な課題であり、実態にあった制度の拡充と、権利を有効に活用できる環境づくりを進め、女性自ら発信していく姿勢で取り組んでほしい」とまとめた。
会場では、各地本が創意工夫し作成した、権利確立運動強化月間グッツが展示された。
【展示された権利確率運動強化月間グッツ】
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