自治労への結集が必要!=秩父別町で全国町村職組織拡大対策会議
6月8~9日、全国町村職組織拡大重点県本部対策会議が、雨竜郡秩父別町の秩父別温泉「ゆう&ゆ」で開かれ、全国から24県本部51人、北海道からは町村連幹事を中心に16人が参加した。
この対策会議は、県本部7単組、組織率70%以下の県本部が集まり、未加盟・未組織対策や組織拡大、競合組織対策など自治労産別運動へ結集をめざして運動の交流が目的で開かれた。
北海道開催となった経過には、この間の未加盟・未組織対策や臨時非常勤等職員・消防職員の組織化運動が積極的に行われていたことから、自治労加盟をめざして取り組みを進めていた「秩父別町」での開催となった。
対策会議は、主催者を代表して全国町村評議会の飯塚議長(群馬県本部)があいさつし、本部を代表して川本書記次長、道本部を代表して三浦副委員長がそれぞれあいさつした。
あいさつでは「組織拡大への課題」「国家公務員制度改革や地方公務員制度の状況」「退職手当の交渉状況」「大阪問題」「あいはらへの取り組み強化」などが述べられた。
その後、全国町村評議会の青木事務局長から、組織拡大に向けた組織現状を含めた拡大提起を行い、山木幹事(北海道本部)から、この間の組織拡大について北海道の取り組みを報告した。
初めての取り組みとして、全国幹事が各県本部から組織拡大の取り組み状況をヒアリングし、さまざまな取り組みや、新たな試みがあり、運動交流につながった。
県本部代表者以外(ほとんどが北海道)の参加者は、川本書記次長が、自治労本部における取り組みや国会情勢など、意見交換を含めた話した。
参加者懇親会では、地元の秩父別町職からも参加をいただき全国で抱える課題や運動の交流も行った。
2日目は、全国町村評議会の柏床副議長が、前日に行った長沼町・新十津川町・秩父別町のオルグ報告。
単組の取り組み報告として、島根県本部邑南(おおなん)町職田村副委員長が「任期付・臨時職員の組織化への取り組み」、北海道本部泊村職冨士池さんは「泊消防協設立の取り組み」をそれぞれ報告した。
北海道や単組の取り組み報告を受けて、組織拡大や強化に向けたグループ討議か行われ、臨時非常勤の組織化への課題や消防協設立にむけた課題が明らかになった。また、拡大にむけた具体的な取り組み、町村単組に多い役員の単年交代の解消など、取り組みから交流が行われ、最後は「自治労への結集の必要性」を訴え、飯塚議長の団結ガンバローで終了した。
北海道本部町村連絡会議として、本部による未加盟オルグや各県本部の取り組みに学び、自律的労使関係制度を見据えた自治労への結集が重要になることからも引き続き取り組みの強化をはかっていく。
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